この日は中国が少子化対策として、学校で原則禁止されている恋愛を「科目」として教えるトピックが取り上げられた。マツコはそこから「高校までの日本の勉強というか、授業って暗記させてテストで似たような問題出してという、それが癖になっちゃってる人がいっぱいいる」と指摘。中国だけでなく、日本の教育制度にも問題があるのではと話し始めた。
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マツコは「今の日本の教育システムが全部ダメって言ってるわけじゃない」と前置きしつつ、「いろんな可能性、何か発見した時とか感じた時とかに、逃げ道がないじゃない、日本の教育って。逆に言うと、その可能性がある人を気付かせてあげることもできないじゃん」とバッサリ。続けて、「通り一辺倒の平均的な勉強しかないから。でもそれが何か今、弊害で出ている気がする」と語っていた。
これには、ネット上で「画一的っていうのは確かにあると思う」「道に外れた奴は許されない雰囲気はあるな」といった声が聞かれた。
マツコは、この日本の制度が社会全体に悪影響を及ぼしているのではないかと感じているようで、政策などにクリエイティブな感性が生かされていないのではと指摘。「それって全部元を正すと、若いうちにいろんなことを考えたりする時間を与えなかった癖がついていないというか」と背景を推察した。
さらに、若い世代であっても「そういう生き方しかして来なかった人たちが(権力のある)爺さんたちの周りにいて。爺さんだけが悪いわけじゃない、爺さん囲っている人も同じ。爺さん予備軍みたいな人たちが権力者の周りにいてって構図が変わらないと、モノは動かないんだなって言っても、もう30年経ったから手遅れよね」とバッサリと切り捨てていた。
これには、ネット上で「マツコ身も蓋もないけど正論だわ」「年齢と感性は必ずしも連動しないってことか」といった声が聞かれた。