藤末氏は2004年に当時の民主党の比例区から出馬し初当選。その後、3選を重ねてきたが、2017年に民進党を離党。翌年、自民党の会派入りを果たしていた。国会法に基づく別の政党から出馬する制約のため、選挙を前に辞職を果たした形だ。
有田氏は、藤末氏に関して「6年前に民進党で当選、一年ほどで自民党会派入り、そして今日辞職して自民党から立候補。民進党時代から自民党二階派の会合にこっそり出席していました」と内情を暴露した。続けて、「恥ずべき人生です」と舌鋒鋭く批判した。
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比例代表は政党の議席であり、離党した場合は辞職し議席を党に返すべきという意見が従来から存在する。ただ、辞職は強制ではなく、本人の意思に委ねられている。有田氏はそのスタンスを批判した形だ。
これには、ネット上で「他党の集会にこっそり出席、マジで恥ずべきだなあ」「本当にその通りです。裏切り者であり必ず落選してもらわないと困ります」といった共感の声が聞かれた。
その一方で、有田氏のトーンの強い「恥ずべき人生」というフレーズが気になったネットユーザーも多いようで、「恥ずべき人生と言うのは言いすぎでは?党の方に問題があったとも考えるべきではないでしょうか?」「他所の人の政治理念や行動に『恥ずべき人生』などと言えません。侮辱行為ですよ」「立憲の候補選びも問題ある。これが初めてじゃない」といった否定的なトーンの意見も多く聞かれた。
藤末氏は民進党の離党理由に左傾化を掲げていたため、ここ数年の野党再編の混乱の影響も否定できないのは確かだろう。
記事内の引用について
有田芳生氏のツイッターより https://twitter.com/aritayoshifu