第7話では、佐都(土屋太鳳)の妊娠が発覚する。その一方、健太(松下洸平)の秘書・立花泉(佐々木希)の父が環境大臣に就任したことを知った圭一はほくそ笑む。圭一はまだ佐都を深山家から追い出す手段を考えていた。そして、健太の帰りを待つ佐都の元に泉がやって来て――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第7話では、それまで“仕事のできる秘書”だった泉が豹変。「パーフェクト」をめざすために健太に自身との結婚を迫り、佐都の元にも、男性の下着入りの出張荷物を届けに来るという嫌がらせに。
さらには、深山家の女主人がやるべき仕事を代わりに行ったり、父親に頼んで仕事の妨害にまで出るという暴走っぷりが描かれたが、視聴者からはこの展開に疑問の声が集まっているという。
「これまで泉は自身の立場をわきまえ、健太を『専務』呼びしていましたが、覚醒後の今回からは、かつての愛称『健ちゃん』を連発。しかし、“ケン”と言えば、佐々木の夫・アンジャッシュの渡部建も同じ名前。ネットからは『渡部連想させるんだけど…』『こんなにケンちゃんケンちゃん言われるの微妙だな』『“ケン”を想わせる役なのか…』という困惑の声が集まっていました」(ドラマライター)
しかし、そのほかの演出にも、ネットからは制作陣へ疑問の声が集まっているという。
「作中、泉が健太に大量のメッセージを送った後に電話を掛けてきたため、思わず佐都が電話を取って、『こういうことはやめていただけませんか?』と苦言を呈すシーンがありました。しかし、泉はこれに『夫の電話に出るなんて非常識ですね』と返していました。しかし実は、渡部不倫騒動の際、佐々木が渡部の電話で不倫相手と話したことが報じられています。にも関わらず、佐々木にこのセリフを言わせたことに対し、ネットからは『佐々木希への嫌がらせ?』『制作趣味悪くない?』『さすがに可哀想』という同情が集まっていました」(同)
略奪という役柄なだけに、何かと渡部騒動を思い出す視聴者が多いようだ。