第4話は、深山佐都(土屋太鳳)は大介(渡邊圭祐)とリツコ(松本妃代)の離婚に加担したと、圭一(石橋凌)の怒りを買い、深山家から追い出されようとしていた。圭一は健太(松下洸平)に離婚届を渡すが、健太は何があっても佐都とは別れないと答え――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
明人(尾上松也)の妻・美保子(松本若菜)による嫌がらせ、いわゆる「松本劇場」など、上流階級風のトンデモ演出がネット上で好評を集めている本作。その一方、作中の登場人物のある行為が視聴者からブーイングを集めているという。
「問題となっているのは、食べ物をムダにするという演出。第4話のラストでは、自身が見合いをさせられることを知った有沙(馬場ふみか)が、先方から取りなしを頼まれていた佐都に激怒。近くにあったホールケーキを佐都の頭にぶつけるというシーンがありました。しかし、これにネットからは『食べ物を粗末にするな』『最低』『可愛いケーキだったのに…』という不評を集めていました」(ドラマライター)
実は本作、これまで毎回のように食べ物をムダに。第1話では、佐都が健太の家に手土産として持ってきたもつ煮が久美(木村多江)の体当たりにより道にぶちまけられるという展開に。第2話では、圭一の愛人・綾(小沢真珠)が佐都の頭からスムージーをかけたり、クルトンが入っていないという理由で圭一がスープを床に流して捨てるというシーンがあった。
「今やバラエティ番組でも食べ物をムダにはしないという時代。にも関わらず、毎回毎回食べ物がいびる道具に使われていることに違和感を抱いている視聴者も少なくありません。今やギャグドラマとして人気となっている本作ですが、この演出にはネットからは『この家食べ物粗末にしすぎ』『このドラマ食べ物無駄にするとこ良くない』『いつも食べ物を粗末にするの不快』という声が聞かれています」(同)
地面に落ちたもつ煮や、頭にぶちまけられたスムージーやケーキなど、“スタッフがおいしくいただける”代物ではなくなっているだけに、余計にブーイングを集めているようだ。