第5話は、末っ子の有沙(馬場ふみか)に見合い話が持ち上がる。相手は貿易会社の御曹司・香川友貴(森田甘路)。佐都(土屋太鳳)と健太(松下洸平)は有沙の縁談を考え直すよう圭一(石橋凌)を説得するが、圭一は聞く耳を持たず。お見合いを拒絶した有沙は家を出てしまい――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第5話では、実は有沙にも1年付き合っている庶民の彼氏・俊也(葉山奨之)がいることが判明。有沙は好き合って結婚した佐都と健太を見て、自身も俊也との結婚を決意するも、明人(尾上松也)と美保子(松本若菜)が俊也に大金を握らせたことで、2人は別れることに。
その後も、佐都と健太は見合いが破談になるよう奔走するも、最終的に有沙は「絶対に幸せになってやる」と見合いを受け入れ。佐都に「私のためにここまでしてくれる人がいる。それが分かっただけでも幸せな気がする」と告げるという展開となっていたが、ネット上からはあるツッコミが聞かれているという。
「実は第3話では、家同士の繋がりのために結婚した大介(渡邊圭祐)とリツコ(松本妃代)夫婦が『自分の力で生きていく』と言って離婚。家のしがらみを抜け出し、自由になるという展開でした。しかし、今回は有沙は家同士の結婚でも、その中から幸せを見つけると宣言し、受け入れ。交際していた俊也もお金で心変わりしたのか、全く姿を見せませんでした」(ドラマライター)
第3話と真逆となったこの展開に、ネット上からは「一貫性がない」「3話と真逆」「バッドエンドしか見えない」「それでまた離婚するの?」「大介夫婦の何を見てたんだ…」といった困惑の声が集まっていた。
「庶民の佐都が“やんごとなき一族”を変えていくというコンセプトの本作ですが、結局第5話では圭一の思い描いた通りの展開に。視聴者にとっては全くすっきりしない展開だったこともあり、多くの困惑の声が寄せられてしまいました」(同)
今後、有沙は本当に何事もなく結婚するのだろうか――。