第6話はまたしても起こった卑劣な誘拐事件。今度は阿久津(松本幸四郎)と絵里(森脇英理子)の娘・実咲(凛美)がさらわれ、温人(二宮和也)は犯人から一方的に共犯者扱いされてしまう。そんな中、温人は犯人から身代金を運ぶ係に指名されるが――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第6話終盤では、金を運ぶ係に指名された温人に不信感を抱いた絵里が、身代金の入ったスーツケースにGPSを入れたことが判明。温人は急遽GPSを追い、犯人がレンタル倉庫で受け取った金を入れ替える場面を目撃。しかし、犯人の顔を見た瞬間、何者かに後ろからスタンガンを当てられ、気絶するという展開となった。
しかし、視聴者からは温人が目撃した犯人にブーイングが集まっているという。
「その正体は温人の会社・ハルカナの社員である鈴間(藤間爽子)。髪の毛が落ちるのを防ぐためか、帽子を深くかぶっていましたが、当然温人はすぐに気づき、『なんで……?』と呟いていました。鈴間はこれまでも何度か作中に登場してきたものの、演じている藤間爽子は女優としてのキャリアはあまりなく、視聴者にほとんど印象を残していなかった存在。そのため、登場時にはネット上から『誰!?』『誰だよ!』『こんな人いたっけ?』という混乱の声が起こってしまいました」(ドラマライター)
第6話の予告では、温人のこの「なんで……?」のセリフが強調されていたが――。
「誘拐モノとあって、登場人物すべてが怪しいという状況ですが、鈴間はキービジュアルにも載っていない脇役。それだけに犯人が鈴間という展開に、ネットからは『期待外れ』『なんでこんな印象薄い人が…』『なんか残念』『予告に釣られた』という声が集まっています。一方、犯人がハルカナの社員ということで、ストーリーの中心人物・香菜子(高橋メアリージュン)の関与もあるのではないかと期待する声も集まっていました」(同)
ガッカリ真相となってしまったが、第7話で挽回できるだろうか――。