第4話は、娘・友果(大島美優)を救出した、温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)。「犯人が誰であるかなんて関係ない、友果が無事に戻ってきてくれた、それだけでいい」。そう思っていた温人に、またしてもとんでもない困難が襲いかかる――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第4話では、友果を誘拐した犯人から温人の元に再び電話が入り、三輪(賀来賢人)の娘・優月(山崎莉里那)を誘拐したと告げられる。犯人から5億円を要求された三輪は、事務所をクビになったためお金がないと言い、温人に「一生のお願いだ。5億貸してくれ」と頼むという展開が描かれた。
友果を誘拐された際に助けてもらった恩もあってか、温人はその申し出を了承。次の日に東堂(濱田岳)が事務所にお金を取りに訪れた際、「大丈夫なのか? その金」と聞かれた温人は「とりあえず会社の口座から引き出した。あとは何とかしとくよ」と答えていたが――。
「しかし、社長とは言え、会社の金を私的に流用した場合、横領となるのは言うまでもない常識。前回、友果が誘拐された際も同じことを行っていましたが、それは娘の誘拐という緊急事態ということで、社内の人間からも許されていました。しかし、今回の場合は三輪に対する単なる親切。5億円を動かしたこと大問題になる可能性もありますが、温人はあまりにも飄々としていました」(ドラマライター)
この行動に、ネット上からは「背任行為だろ」「私用で使いすぎ」「どうなってんだよ会社の経理」「二度目は通用しないのでは?」「完全に横領」といったドン引きの声が集まっていた。
「前回は手元にすぐ現金化できる資産がなく、迷った挙句に会社の口座からお金を引き出すという描写がありましたが、今回は三輪の申し出に対し、さほど葛藤することなく了承。個人資産から貸すのかと思いきや、次の日にあっさり会社のお金を差し出したために驚いた視聴者が多かったようです。温人の会社『ハルカナ・オンライン・ゲームズ』が改めて注目企業として成長したという設定だけに、困惑の声が多数寄せられていました」(同)
温人のこのトンデモ行動は、今後ストーリー内で問題視されることはあるのだろうか――。