第3話は、温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)は、大学時代の友人、三輪(賀来賢人)と東堂(濱田岳)という心強い協力者を得て、警察を排除することに成功。より確実に身代金を受け渡す為に、ある秘策を犯人に提案し――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第3話では、警察の裏をかいた温人が犯人の居場所を突き止め、無事に娘・友果(大島美優)を救出することに成功。しかし、その方法に視聴者からツッコミが集まっているという。
温人が考えたのは、犯人との連絡を電話ではなく、自身の会社のゲームアプリ内のメッセージ機能を使うこと。会社側でもアカウント所有者の特定ができないと言い、犯人も納得して使用することに。しかし、温人はゲームのすれ違い通信機能を使い、犯人のアカウントとすれ違ったプレイヤーを特定。携帯会社も運営している阿久津(松本幸四郎)に協力してもらい、無事犯人の居場所を特定できたという展開だった。
「しかし、温人の会社と言えば、第1話ではダウンロード数が伸びず、銀行の融資も止められる寸前という設定。誘拐の公表により、第2話では新規ダウンロード数が伸びていましたが、犯人のアジトがあったのは、他に民家がないほどの山中。犯人とすれ違ったプレイヤーは3人いたという設定でしたが、アプリゲームをするような人が3人も山中にいたという設定に、『無理がある』と感じた視聴者も少なくなかったようです」(ドラマライター)
ネットからは「作り甘すぎる」「そんなにプレイヤーいないだろ!」「あんなに周囲に人気なかったのに…」「ガッツリ個人情報保護法違反」「大ヒットゲームすぎるでしょ」というツッコミが聞かれていた。
「また、犯人が温人の『アカウント所有者の特定はできない』という言葉をあっさり信じたこと、そもそもスマホの位置情報をオンにしていたという詰めの甘すぎる点があってこそ、今回の救出は実現。ネットからは『犯人間抜け過ぎ』『位置情報の設定を変えないレベルの犯人って…』『犯人が温人の案にあっさり乗る意味が分からない』という声が集まっていました。犯人の穴を温人が発見したと言うよりは、温人が犯人の数手先まで読んでいたという演出だったため、ツッコミが殺到してしまったようです」(同)
次週からは新章に突入する本作。果たして、どういった展開が描かれるのだろうか――。