平泉は、映画『20歳のソウル』の共演者である神尾楓珠と若林時英と共に番組へ登場。神尾と若林は共に今年23歳。一方の平泉は今年78歳と、まさかの「55歳差」での番組共演となってしまい、完全に平泉の存在が浮いてしまっていた。
神尾と若林の二人も、完全に世代の違う大先輩である平泉にはかなり気を遣っており、その緊張感は視聴者がテレビ越しでも伝わるほどであった。
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占いの時間になり、占い師の星ひとみは、平泉成という芸名の「名前の運気の良さ」に着目。星が褒めると平泉は、自分が何故45歳を機に「平泉成」という芸名を名乗るようになったのか、名前を変えた事により訪れた幸運などのエピソードを淡々としゃべり始めた。
だが、自分の話に夢中になってしまったのか、平泉は星や他の若いゲストを無視したかのように熱弁を振りまいた。
この熱弁ぶりに、ネットでは「平泉成、少し喋り過ぎでは?」「おじいちゃんだから話がめっちゃ長い!」「なんでこのキャスティング」といった声が相次いでいた。
しかし、その一方、人生の大ベテランである平泉の言葉には、占い師以上の「説得力」があったようで、自身が絶対に浮気をしない理由について「苗字まで変えて貰って嫁に来てくれたんだから申し訳ない」と語ったり、また神尾が「自分は芸能界に向いてないのでは?」と占い師に悩みをぶつけた際には、星は「歌手へ転向するのもオススメ」と俳優以外の生き方を探すよう勧めたが、先輩である平泉は「彼の演技には気品があるよ」「ちょうど良いポジションで芝居が出来ている」と励ますなど、まさにベテランの貫禄で占い師以上の存在感を見せつけていた。
この平泉の言葉にはネットでは絶賛の声が多くあり、「平泉さん素敵だな」「かっこよかった」「完全に理想の上司じゃん」「占い師の言葉より同業の先輩の言葉の方が響くよな」といった称賛の声も相次いでいた。
番組としてはミスキャストだったかもしれないが、若い世代の神尾楓珠と若林時英には占い師以上の言葉以上に勉強になったと思われる。