松本は来年、徳川家康役で主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)を控える。初の大河主演とあって、鼻息が荒いはずだ。大河は現在、小栗旬や大泉洋、新垣結衣や宮沢りえほか多くの豪華俳優が「鎌倉殿の13人」に出演中。近々、寛一郎もキャストに加わる。寛一郎の父は佐藤浩市。上総広常役で出演しているため、大河で親子共演というレアケースが実現する。
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そんな寛一郎のことを幼いころから知っているのが、松本。佐藤一家とは、さまざまなつながりがある。佐藤とは共演を機に親しくなり、妻で元舞台女優の広田亜矢子さんの友人も知人。亜矢子さんの妹は音楽関係者で、かつてボイストレーニングで付いてもらった。そんな流れで寛一郎と出会っているため、小学生のころからかわいがっていた。小学校まで送迎したこともある。
寛一郎は俳優になって5年。すでに25歳になっているが、松本のおせっかいが止まらないという。
「関係者と食事会に行くときも、『一緒に行こうか?』と提案。つられて、父の佐藤さんも『自分も顔出した方がいいか?』と心配が伝染(笑)。食事会の最中に、松本さんと佐藤さんがLINEでメッセージを送り合ったことがあるといいます」(エンタメマガジンのフリーライター)
デビューした翌18年、映画「菊とギロチン」で「第92回キネマ旬報ベスト・テン」新人男優賞、「第28回日本映画批評家大賞」助演男優賞などを獲った寛一郎。今年だけですでに、黒木華主演ドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」(フジテレビ系)、映画「ホテルアイリス」に出た。
父は佐藤浩市で、祖父は三國連太郎さんの三世俳優。母の従妹は広田レオナというロイヤルファミリー。常に期待値が高いだけに、“さながら身内”の松本がケアしたくなるのも当然か。今年は、大河出演という共通点も生まれた。再接近しそうだ。
(伊藤由華)