同作はハリウッドの巨匠、マイケル・マンが製作総指揮と第1話の監督を務めた全8話のドラマシリーズ。日本で新聞記者として働いた経験を持つアメリカ人ジャーナリストのノンフィクション書籍をもとに、1990年代の東京のリアルで凶暴な裏の様相があぶり出される。
>>伊藤英明のハリウッドデビューが話題にならず? 国内の仕事がなくなったきっかけはあの作品か<<
主人公を演じているのは、スティーブン・スピルバーグ監督作「ウエスト・サイド・ストーリー」で主演を務め、28歳ながらハリウッド俳優の筆頭格にのし上がったアンセル・エルゴート。その脇を渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久らが固めている。
一部報道によると、エルゴートは日本人キャストの中でも、特に伊藤と親交を深め、制作発表会見に出席するためにエルゴートが来日した際、伊藤が羽田空港まで単身で出迎えに行ったほど。
コロナ禍で同ドラマの撮影がストップする中、日本で行動をともにし、年末には伊藤の実家に招いて父親がお酌をした、と明かし、東京観光やサウナで親交を深めたというのだ。
「もともと、伊藤は2016年秋に渡米し、英語を学ぶかたわら、ハリウッド進出をめざした時期があった。エルゴートと親交を深める中で、ハリウッド進出の足掛かりになれば、と思ったのでは」(芸能記者)
伊藤といえば3月末、20年以上所属していた前所属事務所から、恩人と慕っていた俳優の故津川雅彦さんが立ち上げた芸能事務所「グランパパプロダクション」へ移籍。着々とハリウッド進出に向け、体制を整えているかもしれないのだが……。
「エルゴートといえば、20年に当時17歳だった女性から性的暴行を受けたことを告発されたが、結局、うやむやに。あの一件でややハリウッドでの信用が落ちてしまったので、もはや伊藤が思うようなコネやツテがないかもしれない」(映画ライター)
もしかしたら、伊藤にとっての誤算が生じるかもしれない。