発端となったのは、4月5日に公開された動画。その中でヒカルは持ち方がめちゃくちゃな箸で寄せ箸、刺し箸などのマナー違反を連発。さらに肘をついて食べ、刺した食べ物の匂いをかいでから皿に戻すといった行為を見せていた。
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ヒカルのこの行動にネットからは、「単純に不快」「人間性が分かる」「品格を察する」という厳しい声が噴出。一方、ヒカルがたびたびテレビ進出への意欲を口にし、そのために肌美容に1000万円掛けていることを公言していることなどから、ネットでは「食事マナーもままならない人間にテレビ進出は無理」「肌の前にマナーを綺麗にしよう」という皮肉も聞かれた。
実際、食事マナーが良い芸能人は好感度が高い傾向にあるという。その代表格が大食いタレントのギャル曽根。
「ギャル曽根が頭角を現すようになった大食い番組は、もともと食べ方が汚い出演者が多く、特にそれは問題になっていませんでした。しかし、2005年から大食い番組に出演するようになったギャル曽根は、食べる量の多さはもちろん、その食べ方のきれいさが大きな話題に。口を大きく開けて食べることで口回りを汚さず、スピードにとらわれてマナー違反を犯すことのないギャル曽根はまさに革命的な存在に。今や大食い番組以外のバラエティ番組にも頻繁に出演する、唯一無二の大食いタレントになっています」(芸能ライター)
また、料理素人ながら、4月から冠料理番組『DAIGOも台所~きょうの献立 何にする?~』(テレビ朝日系)がスタートしたミュージシャンでタレントのDAIGOもその食べ方のきれいさがたびたびネット上で話題に。食べる際にはグローブを外したり、きれいな箸使いをしてみせたりなど、そのロックな見た目とは対照的な美しすぎる所作が以前から絶賛されていた。
番組スタート後、ネット上では改めて「DAIGOは食べ方が綺麗だから『DAIGOの台所』は見ててストレスない」「食べ方が流石の綺麗さ」「鰆スプーンで崩してフォークで食べてるとこ手慣れててすごい」という声が寄せられている。
「また、女優の芦田愛菜も2020年3月7日放送の『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)で見せた箸使いが、『文句のつけようがない』『完璧すぎる』とネット上で大絶賛されていました。やはりマナーが守られた美しい食事シーンは話題となり、そのタレントの好感度アップにつながるようです」(同)
食事マナー違反は多くの人に不快感を与えてしまう一方、それを守れば逆に世間から絶賛されるという効果がある。ヒカルは好感度よりも、マナー違反をし続ける道を選ぶのだろうか。