search
とじる
トップ > スポーツ > 阪神・矢野監督に「データ見てない」批判も 加治屋の回またぎは悪手? 岩崎投入なら敗戦防げたか

阪神・矢野監督に「データ見てない」批判も 加治屋の回またぎは悪手? 岩崎投入なら敗戦防げたか

pic pic

矢野燿大監督

 13日に行われた阪神対中日戦。「0-1」で阪神が敗れた試合後に伝えられた阪神・矢野燿大監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 阪神はこの日打線が9回まで3安打無得点と苦しむ一方、投手陣は無失点と踏ん張り延長戦に突入。しかし、延長10回裏に前の回から続投していた6番手・加治屋蓮が1死一、二塁のピンチを招くと、大島洋平に右中間を破る安打を打たれサヨナラ負けを喫した。

 >>阪神・岩崎、開幕戦の乱調は矢野監督のせい? 球界OBの問題点指摘に賛否「あんなの予想できんだろ」<<

 試合後の報道によると、矢野監督は加治屋をイニングまたぎさせた理由について「本当はね、1イニングで代えてあげたいというか、そんな状況やったけど、すごく良かったんで。もう1回というふうになったけど。打たれたことは仕方がない」とコメント。加治屋は9回にビシエド、阿部寿樹、木下拓哉から三者連続三振を奪っているが、この投球を受け当初の予定を変更して延長10回もマウンドに送ったと説明したという。

 この矢野監督のコメントを受け、ネット上には「9回の加治屋は完璧な投球内容だったから、多少欲が出たのは仕方ない」、「中継ぎの残り枚数(延長10回開始時点で4名)も少なかったし、加治屋にもう1イニング消化してほしかった狙いはまあ分かる」と擁護の声が挙がった。一方、「左に弱い加治屋をそのまま左に突っ込んだのはあり得ん、データ見てないのがバレバレ」、「回またぎ自体はまだ理解できる、でもその後左打者まで任せたのは全く理解できない」といった批判も多数見られた。

 「加治屋はプロ入りした2014年から昨季まで対右被打率が『.264』、対左が『.317』と左打者を苦にしている右腕。13日の試合でも9回は右打者3名から三振を奪い、延長10回も右打者・石川昂弥(遊ゴロ)を抑えましたが、その後京田陽太(二塁打)、根尾昂(四球)、大島洋平(右安)と左打者に打ち込まれサヨナラ負けを招きました。相性通りの投球内容になったということもあり、矢野監督の回またぎは完全な継投ミスだったと不満を抱いているファンも少なからずいるようです。なお、阪神は延長10回開始時点でリリーフエースの左腕・岩崎優がまだベンチに残っていましたので、石川までは加治屋に任せ、そこから岩崎を投入し京田以降を封じるといった継投策はとれる状況でした」(野球ライター)

 13日の敗戦により今季成績が「1勝14敗1分・勝率.067」となり、シーズン途中における最低勝率記録(.071)を更新した阪神。シーズン唯一の勝利から引き分けを挟み5連敗となったが、光が見えない状況はいつまで続くのだろうか。

文 / 柴田雅人

関連記事

タグから探す


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ