禁欲中に寝ながら彼女を襲ってしまった性欲おばけの男～本当にあった怖い彼氏～

画像はイメージです

高橋ありさ(仮名・23歳)

　現在お付き合いしている彼氏の話です。彼はいわゆる性欲おばけ。何回シても足りないらしく、いつも欲求不満だと言っています。一方、わたしはそこまで性欲が強くない方なので、全てに付き合ってあげることはできず、彼は自分で数回処理してからわたしに会いに来ています。

　​>>自分の声で果てたい! とイヤホンをして行為をする声フェチ男～本当にあった怖い彼氏～<<​​​

　そんな彼なので、数か月前、突然「禁欲する」と言い出したのには驚きました。理由を聞くと、会う度にシているので身体目的だと思われたくないから、とのこと。別にそんなことは思っていませんでしたが、彼が本当に我慢できるのか少し興味もあったので、1か月行為を控えることにしました。

　当時、彼とは週2、3回会っていましたが、最初の1週間が一番きつそうでした。わたしを見るだけで勃ってしまうのには笑ってしまいましたが、彼はじっと耐えて頑張っていました。その後も彼は我慢し続けていましたが、少し問題がありました。それは、彼がなるべくわたしに近づかないようにしていたこと。寝る時も彼はソファで寝ていましたし、歯止めが利かなくなるからとキスすらもしてきませんでした。

　そうするうちに、次第にわたしの方が寂しくなってきて、ついに寝ている彼にそっとキスしてしまったのです。すると、普段は決して目覚めない彼がガバっと起き上がり、わたしを押し倒しました。びっくりして彼の顔を見ましたが、瞳孔が開いている感じで、目は開いていても覚醒はしていないように見えました。そのまま力強い彼に抵抗することはできず、結局最後までシてしまいました。いつもよりだいぶ激しく3回連続でシたため、疲れ果てたわたしと彼は気を失うように寝ていきました。

　次の日起きて聞いてみると、なんと彼はそのことを全く覚えていなかったのです。性欲おばけの彼が極限まで我慢すると、寝ながら人を襲ってしまうのだと2人で怖くなりました。知らない人を無意識のうちに襲わないように、わたしが彼の欲求を満たしてあげなければと今も毎日のようにシています。

写真・Marco Verch Professional Photographer