私の彼氏は、はっきり言って変態です。そのせいで嫌な思いをしているのですが、こんなこと友達や家族には相談できないので、ここでお話しします。
私の彼氏は「声フェチ」です。声フェチの人はこの世に多くいると思いますし、それ自体は別に変ではないと思います。彼が変わっているのは、その対象が自分であること。つまり、自分の声に興奮するのです。
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このことが発覚したのは、性行為の最中です。付き合ってから数か月が経っても、なかなか最後までできず、「私に魅力がないのかな」と悩んでいた時期でした。二人で話し合っていると、彼に「自分の声にしか興奮できないんだ」と打ち明けられました。詳しく聞くと、彼は声フェチで、一人で処理する時も録音した自分の声をおかずにしているというのです。私は最初にそれを聞いた時、ちょっとびっくりしてしまいました。しかし、性癖は人それぞれだし、最後までできないのは自分のせいでないと分かり、ホッとしたのも事実でした。
その後、まずは最後まで性行為をすることを二人の目標にし、そのために彼はノイズキャンセリングのイヤホンをつけることにしました。私の声をシャットアウトし、自分の声に集中するためです。そして実際にイヤホンをすると、なんとあっという間に彼は果てることができたのです。あまりにあっけなく解決したので安堵すると同時に、イヤホンをしながら自分の上で動く彼の姿を見て、私のプライドはズタズタでした。
それ以降、何度かイヤホンなしでチャレンジするも、中折れするばかり…。結局、毎回イヤホンをして彼は自分の声に興奮しています。彼を傷つけたくないので直接は言いませんが、「イヤホンするなら相手は誰でもいいじゃない!」と内心怒り狂っています。
写真・HS You