今日午後6時から国会で予定されているのが、ゼレンスキー大統領によるオンライン演説。衆議院第1議員会館の会議室で、岸田文雄首相や衆参の細田博之、山東昭子両議長らが出席し、10~15分間実施される見込み。
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同大統領はこれまでにもアメリカ、イギリス、ドイツ、カナダの議会でオンラインによるスピーチを実施。16日のアメリカ議会では「1941年の真珠湾攻撃を思い出してほしい」と訴えていた。
スタジオではこの後、ゼレンスキー大統領が日本に向けてどんなコメントをするのか注目ポイントを探っていった。そこでコメントを求められた鈴木氏は「その国に対して一番心に響くような話をしてくるだろう」と予想。「日本でしたら東京大空襲とか、北方領土の問題だと思いますが、そういう連帯など協力を呼び掛けてくると思います」と言及した。
続けて、「平和ボケしている日本人に、目を覚ますようなスピーチを期待します。『次は日本かもしれんぞ』というようなことで、我々は日本の国防をどうしていくのか冷静になって考えるべきだと思うんですよね」と憲法改正も辞さないような口ぶり。
さらに「日本の近所には“招かれざる客”がたくさんいますよね。そういった人達は『日本には平和憲法があるから、私たちは行きませんね』、こんなこと言ってくれますかね」とおそらく北朝鮮といった国の脅威を示唆。最後に「本当に今一度、冷静になって国防の問題をしっかり訴えかけるようなキッカケになってくれればいいなと思います」と締めくくっていた。
これを聞いた司会の谷原章介も「平和憲法はとっても尊いものだと思うんですけど、同時に抑止力、僕らはそれをどう考えるべきか改めて議論を深めるべきだと思います」と受け止めていた。
鈴木氏の主張には「ド正論」「鈴木さんのお話しの通り、平和ボケから目を覚ます必要があると思います」と支持する声がある一方、「平和ボケで何が悪いんだよ。平和ボケってのがどれだけ幸せか」「憲法改正に結びつけようとする鈴木大地」という反論もあった。