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本公演は、「霜降りバラエティX」(テレビ朝日系)初の番組イベントとして開催され、霜降り明星、見取り図、ミキの3組が、番組名物企画「霜バラリベンジャーズ」を劇場で再現。壇上で明日のスターを夢見てしのぎを削った大阪の劇場時代のマル秘エピソードや、劇場の裏話、恋愛話、友情話、大喧嘩の話などをユーモアたっぷりに明かし合って会場を盛り上げるという内容だった。
せいやは「芸人になって一番嬉しかった瞬間」として2018年の「M-1グランプリ」を挙げ、「見取り図さんと決勝に行ったことがすごく嬉しかったです」と当時を回顧。敗者復活でミキも決勝に進出したが、ミキは当時、見取り図や霜降り明星より一足先に賞レースを賑わす存在になっていたと言い、「楽屋って普通、仲間が賞レース出た時応援するもんなんですけど、ミキの時は『昴生が調子に乗るから行くなー』って思っていました」と当時の本音を明かす。また、同大会で盛山が霜降り明星の二人に「明日からお前はスターや。20代でMー1。スターや」と騒いだエピソードや、霜降り明星が優勝し、周囲が盛り上がっている中、やはり盛山が「胸張って大阪帰ろう」と話していたというエピソードなども紹介された。
その盛山は大阪の劇場時代、楽屋で好き勝手をしていた過去を暴露された。昴生は盛山について「楽屋で盛山さんがいろんなことするんです。野球なんて日常茶飯事。盛山さんがドローンで僕らを見張るとか。そんな中、楽屋で全員集めたことがあって、そこで僕のことを突然、『昴生は肛門ソムリエやぞ』って言い始めて……」と溜め息混じりに盛山の悪事を紹介。昴生は当時、肛門にジュースをかけると、オレンジジュースだと当てることができたと言い、昴生は盛山の迷惑なゲームに付き合わされることが度々あったとのこと。
壇上では実際にそれを検証するコーナーが設けられ、昴生はここで他のメンバーが次々に肛門に押し当てる飲料やモノの情報を言い当てる信じがたいパフォーマンスを披露。得意げな昴生に対し、盛山も「当時よりめっちゃレベル上がってる!」と驚きの表情。イベント終盤には盛山対残りのメンバーでの綱引きも行われるなど、終始和気あいあいとした3組のトークに会場も大盛り上がりだった。
(取材・文:名鹿祥史)