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同イベントは、社会福祉の業界で仕事をする若者の取り組みなどをオンラインで審査し、最多得票者に「ベストヒーロー賞」を授与するというイベント。神尾は両親が福祉関係の仕事をしていたと言い、この日のオンラインでプレゼンをする若者らの姿に興味津々。
自身の高校時代を振り返り、「僕は最初はプロサッカー選手になりたいなって思っていました。でも、小学校の時に無理だなと思って、そこからは親が医療系や介護系に携わっていたので、そういう仕事に就くんじゃないかなって思っていました」と福祉と自身の関わりを紹介する。
芸能界へ行くきっかけも回顧し、「サッカー中心の生活を送っていて、それを辞めたらやることがなくなってぽっかり心に穴が空いた。それで周りを驚かせてやろうという気持ちでオーディションを受けたのがきっかけです。両親にはすぐ辞めるだろうって思われていたみたいですけど、楽しいなってここまで続いています。両親も今はすごく応援してくれていますし、父は取引先で宣伝してくれるのでありがたいなって思います」と話す。
今後の俳優業でも福祉関係の役をやりたいと言い、「去年ドラマで学校の先生の役をやったんです。高校の先生役。今度はもっと下の年代、子どもたちとの関わりを見せたい。だから保育士さんの役をやってみたい」と述べ、「男性保育士さんにスポットを当てた作品はあんまりないイメージ。それをやることによって興味を持ってもらって、男性保育士さんが増えたらいいなと思います」と福祉関係者にエールを送った。
最後に自身の憧れのヒーローを聞かれると、「僕はおじいちゃんですかね」と照れ臭そうに回答。「おじいちゃん子で小学校の時とか、友達とうまくいかないことがあったら本屋に連れて行ってもらったりしていました。おじいちゃんの家は心が安らぐ場所でした。今もおじいちゃんの顔見ると安心します」と述べ、「おじいちゃんは最近、僕と一緒にお酒が飲めたことが嬉しかったみたいです。だから、おじいちゃんの家でお酒を飲む時間は大事にしたい」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)