問題となっているのは、平沢が7日にツイッターに投稿したツイート。その中で平沢は「人の善意を前提とするものの全てが適切だとは限らないという視点は時に人と自分を守る。それが本当に必要なものなのか自分で調べてみるがいい。貴方がずっと信じて来た年月と同じ年月をかけて調べろとは言わない。もっと短くてよい」と投稿。その上で、「一方ネオナチにせっせと募金するグロテスクな善意たち」と批判的に綴った。
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自身の発言が具体的に何を示しているのかについては触れなかったものの、平沢は8日にも、「脊髄反射敵意にヒラサワはついに戦争賛同者になったか、と鼻息を荒くする民は、知るチャンスを失っています」と投稿。「実際に一方(本物)は虐げられた歴史を持っていますね。では虐げたのは誰ですか?」などと呼びかけていた。
現在、ウクライナに軍事侵攻を行っているロシア。プーチン大統領は3日に行われたロシアの安全保障会議で、「我々はまさにネオナチと戦っている」とウクライナを“ネオナチ”呼ばわりしていた。
こうした経緯もあり、平沢の投稿にネット上からは「ウクライナをネオナチ呼びは看過できない」「侵略者、虐殺者と同じ論調を使ってる」「ひどい」「ロシアに対する認識が貧弱過ぎる」「戦争を仕掛けた側に正義はない」といった批判の声が殺到することに。
一方、ツイッターには、ファンから「募金する先はよく考えろよ、と言っているだけのこと」「募金先は精査しようって話では?」「募金や寄付はたまに怪しいものがありますね」という擁護も集まっていた。
記事内の引用について
平沢進公式ツイッターより https://twitter.com/hirasawa