最初は西島秀俊演じる主人公が勤務する亀田運輸東京支社にクレームの電話をかけ続けているだけだったが、途中から劇中に登場。主人公の命を狙って逮捕されるが、6年前に交通事故で亡くなった息子の冷凍遺体を自宅の押し入れの中の冷凍庫に保存していたことが判明するなど、深過ぎる闇を抱えている役だ。
>>『真犯人フラグ』視聴率が低迷もここからV字回復に期待?『あな番』と同様に考察が盛り上がる<<
「人気モデルから女優に転身。順調に仕事をこなしていたが、決して演技がうまいとは言えなかった。おまけに、主演クラスのオファーしか受けなかったので、後々苦労すると思ったが、まさかの〝大事件〟が起きてしまった」(芸能記者)
14年春、一部週刊誌に12年にハワイに短期留学した際に撮られた下着姿での〝開脚写真〟が掲載され一気にイメージダウン。
その後、何本か主演ドラマをこなしたがまったく当たらず、徐々に脇役にシフトし始めていた。
おととしごろから徐々にCMのオファーも入り始めたが、最近話題を呼んだのが「大阪王将」のCM。これまで見せなかったざっくばらんなイメージを押し出している。
「女優として生き残るため、演技の幅を広げる必要性にようやく気づいたのでは。バタコ役は以前ならばオファーを受けることはなかっただろう役だが、見事に怪演。名脇役への〝フラグ〟が立ち始めただけに、今後もこれまで受けたことのないような役のオファーがありそうだし、舞台への挑戦で表現力を磨くのも、息の長い女優になるためには避けて通れない道では」(テレビ局関係者)
逮捕されて塀の中に落ちてしまったバタコだが、最終回までに役としての見せ場があるのかが注目される。