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カラオケ店で伝説の男に? ポンコツ芸人の超新星、モグライダーともしげの爆笑エピソード

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モグライダー・ともしげ

 「M-1グランプリ2021」のファイナリストが、バラエティ番組を席巻している。優勝した錦鯉はいわずもがな。残念ながら頂に立てなかったインディアンス、オズワルド、ランジャタイもキャラ立ちしており、エピソードトークが豊富とあって、露出が右肩上がりだ。

 モグライダーは、所属するマセキ芸能社で2010年のナイツ以来11年ぶりの決勝進出。得点はトップバッターとして過去最高で、早くも今年の優勝候補に挙がる。芝大輔は、イケメンで饒舌。ともしげは、滑舌と要領が悪く、物覚えまで悪い。養成所時代からの同期は三四郎(小宮浩信&相田周二)で、先に売れた2人を横目で見ながら、芝は清掃員、ともしげはカラオケ店のバイトを辞められずにいた。

 ​>>モグライダーともしげ、深夜番組で怒鳴り散らされ視聴者ドン引き? マナー講師の叱責が物議<<​​​

 カラオケ店では、伝説の男になったことがある。ポテトの発注を8パックで頼まれていたにもかかわらず、80パックもオーダーしてしまった。消費するための苦肉の策で、「ポテト食べ放題」をスタートさせると、売り上げが上昇。まさに、災い転じて福となした。ちなみに同店では、消火器の上に座ってしまい、店内に粉をまき散らしたこともある。

 定食屋でバイトをしていたころも、とにかく仕事ができなかった。しかし店長が優しく、「君は本当に何もできないから、来たら炊飯ジャーのボタンを押すだけでいい」と優遇。ところが、ある日はそのスイッチさえ忘れてしまった。炊飯器を開けると、米が水に浸ったまま。慌てた店長はレジから3万円を取り出して、「松屋でごはんだけ買ってこい」と指示。ところが、買ってきたのは牛丼。全員で上の牛の部分をそいで、急場をしのいだ。

 造園業のバイト時代は、切ってはいけない樹木をバッサリ切った。さらに、作業後に高枝切りバサミを回収する際、ともしげが使ったハサミだけが見当たらなかった。危険物のため、作業員全員が血まなこになって探したが、見当たらない。ふと植え込み部分を注視すると、ほかの木と異なる木製が2本飛び出ていた。高枝切りバサミのグリップ部分だった。ともしげは作業後、植え込んでしまったのだ。

 「笑える実話の宝庫。かつて大人気バラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、出川哲朗&狩野英孝&三四郎の小宮による“マセキ3兄弟”が結成され、キラーコンテンツとして何度か特集が組まれましたが、ともしげが追加メンバーに加わること必至でしょう」(週刊誌ライター)

 ボンコツ芸人はバラエティ界のマストキャラ。ともしげは、芸能界の居場所を見つけたか。

(伊藤由華)

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