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アメリカ・ニューヨーク州に住む男性が、野球カードをめぐり母親と対立し、野球カードを返してほしいと母親を提訴したと、海外ニュースサイト『New York Post』『Toronto Sun』などが1月15日までに報じた。
報道によると、ニューヨーク在住の55歳男性Aは、子どものころに野球カードを集めていたという。Aは、大人になって実家を出たとき、野球カードのコレクションを持って行かず、実家に置いたままだったそうだ。きっかけは不明だがAは、一部のカードがプレミア化していることを知ったようだ。
Aは82歳の母親に「野球カードを渡してほしい」と伝えたが、母親は拒否したそうだ。再三の返却要求にも、母親は応じなかったそうだ。Aは、野球カードの引き渡しを求めて、マンハッタン高位裁判所に母親を提訴したという。
訴状によると、Aが引き渡しを求めている野球カードは、具体的には2枚だ。Aが高校生のときに、母親が買い与えてくれたものだそうだ。よって当該野球カードは、Aの所有物と主張。Aは母に、野球カードを返却するか、返却しない場合はカードの価値に相当する約290万円をAに払うよう、求めているという。
訴訟を受けて、母親は「野球カードは、Aが大人になってから私にプレゼントしてくれた。82歳になった今でも、野球カードコレクションを眺めて楽しんでいる。カードは絶対に私のもの」と、New York Postの取材に回答している。
母親によると、Aとは2年ほど前から疎遠になっているそうだ。Aの家族とは会わせてもらえず、Aの子ども(以下孫)にも会えていないという。母親は、野球カードの譲渡先をすでに決めているそうだ。母親の死後、野球カードはAではなく、孫に贈る予定だそうだ。その旨、遺書にもつづっているという。裁判は近日中に開かれる予定だ。
このニュースが世界に広がると、ネット上では、「息子が信用ならない人物だったのでは?」「訴訟をすれば、関係は悪化するだけだ」「男性が集めたものなんだから、男性のものでしょ」「自分の子どもよりも、孫のほうがかわいかったということ」「お金が絡むと、親子といえどもケンカになる」「譲り合えよ。カード2枚だから1枚ずつ分けるとか。解決方法はいくらでもあった」など様々な声が上がった。
他人には遠慮して言えないことも、家族ならば言えてしまうがゆえ、問題がこじれると解決は難しいだろう。お互い譲り合いの精神を忘れずに、冷静に話し合えていれば、違う結果になったかもしれない。
記事内の引用について
Man sues his mom over pricey baseball cards(New York Post)より
https://nypost.com/2022/01/15/man-sues-his-mom-over-pricey-baseball-cards/
NY man sues mom over loss of rare baseball cards(Toronto Sun)より
https://torontosun.com/news/world/ny-man-sues-mom-over-loss-of-rare-baseball-cards