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2022年に最もヒットしそうな電子コミックを選出し表彰する同賞。大松はBL部門賞とTL部門賞の表彰式でプレゼンターを務めた。大松は「この大役を任せていただけるのは光栄。わたしは物心ついた時から漫画をずっと読んでいて、三度の飯より漫画が好きといっても過言じゃないほどなんです」とプレゼンター抜てきに感激の表情。
幼少期は「寝る前の寝落ちするかしないかのギリギリまで漫画を読んでいた」と言い、「小さい頃は自分で漫画を描いていたりもしていたんです。小学校の時はノートに自作の少女漫画を連載していたり」と自身も漫画を描いていたとのこと。「最近ノートに久しぶりに描いて、近日中に公開する予定。なので楽しみにしていてください」と自作の漫画を公開予定であることも明かした。
表彰では、BL部門を中川カネ子の「自惚れミイラとり」、百瀬あんの「幼馴染じゃ我慢できない」が、TL部門をふどのふどうの「キスでふさいで、バレないで。」、すみの「黒弁護士の痴情 世界でいちばん重い純愛(分冊版)」が受賞したが、大松は「どの作品も読ませていただいたんですけど、どの作品もキュンキュンが詰まっていました」と受賞作を大絶賛。「強いて言うなら『キスでふさいで、バレないで。』がわたしは好き。男性のキャラクターが女の子の頭をぽんぽんってするシーンがあって、刺さりました。頭ぽんぽんはわたし、されたことないんです。されてみたい」と笑顔で話す。
表彰式には作者である百瀬、すみも出席。百瀬は「正直頭が真っ白。嬉しい限り。楽しく描かせてもらっている作品。これからも頑張っていきたい」とコメント。すみも「この作品はヒーローが変態。一般受けしないような王道受けしないような作品を選んでいただいたのは、作品を見つけていただいた読者のおかげ。改めて感謝の気持ちを申し上げたいです」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)