行為中に赤ちゃん言葉になるマザコン男～本当にあった怖い彼氏～

画像はイメージです

中川みなみ(仮名・28歳)

　私は昔、マザコン男と付き合っていました。よくドラマでマザコンの男性が取り上げられたりしますが、まさにそのイメージ通り。現実にいるんだと引いた体験を話します。

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　彼は当時26歳。私の会社の先輩でした。仕事中の彼はできる男という感じで、若手ながら周りから期待されていました。そんな先輩に惹かれるのには時間はかからなくて、入社してすぐに私は彼のことが好きになってしまいました。ご飯に誘ったり、たくさん話しかけて少しずつアプローチしていくうちに彼も私のことを好きになってくれ、無事交際スタート。最初の頃はとても順調にお付き合いしていました。

　彼の異変に気付いたのは、行為中でした。彼は普段、人をいじったり突っ込んだりするS気質な所があるのですが、ベッドに入るとガラッと急変。Mっ気が出てくるのでした。そんな甘えモードも最初は可愛く思っていましたが、だんだん甘え方に違和感を覚え始めました。なんというか、小さい子が母親に甘えるようなそんな声や赤ちゃん言葉になるのです。少し嫌だな、とは思いつつも、それで別れようとまでは思わないので我慢していました。

　ところが、後日とんでもない光景を目の当たりにしてしまうのです。それは彼の実家に初めてお邪魔した時のこと。お寿司をごちそうになり、しばらく談笑した後、私はお手洗いに立ちました。しばらくして戻ろうとすると聞き覚えのある声が…。それは彼が行為中に出す甘えモードの声でした。彼はなんと、母親と赤ちゃん言葉で話していたのです。私は思わずゾッとしてしまいました。そして、行為中に母親と重ねられていた気がして気持ち悪さを感じました。

　その日はそのまま気付かない振りをして帰りましたが、一度見てしまったものは忘れられません。その後、理由は伝えず彼に別れを告げました。マザコンなのは決して悪いことではないと思いますが、行為中にそれを出されるのは本当に勘弁してほしいです。

写真・alljengi