>>大先輩との初共演で演技力以外の能力も見せつけた天海祐希<<
作家・垣谷美雨氏の小説が原作。老後は安泰だと思っていた主婦・後藤篤子(天海)が、娘の派手婚、しゅうとの葬式、夫婦そろっての失職などさまざまな問題が立て続けに起こる中、資金繰りに悩み、もがきながらも奮闘する姿を描く。主題歌は氷川きよしの「Happy!」。
各メディアによると、公開がコロナの影響で1年延期に。公開初日の舞台あいさつで天海は、「客席100%で公開初日を迎えることができて、こんなにハッピーなことがございましょうか!ハッピー以外ないですね」と笑顔を見せたというが、関係者は胸をなで下ろしているという。
「天海さんにとっては『狗神』以来、20年ぶりの単独主演作ですが、このところ、主演映画がことごとく外れてしまっていたのです。しかし、今作はヒット作となりそうな兆し。本人以上に周囲が喜んでいます」(映画業界関係者)
主演ドラマでは、「離婚弁護士」(フジテレビ)、「女王の教室」(日本テレビ)、「BOSS」(フジ)、「緊急取調室」(テレビ朝日)など数々のヒット作がある天海。
しかし、映画では阿部寛とのW主演作「恋妻家宮本」、吉永小百合とのW主演作「最高の人生の見つけ方」が立て続けに当たらなかった。
「いずれの作品も、天海が阿部、吉永を気遣うあまり、持ち味を発揮することができなかった。いろいろ気づいて相手を気持ち良くさせる天海の性格が裏目に出てしまった形に。しかし、今作は単独主演なので、しっかり天海の持ち味を発揮することができて好結果につながった」(芸能記者)
しっかり結果を出して天海の気分はHappyなはずだ。