>>日本ハム・斎藤佑樹の気丈さに球界OBが涙?「佑ちゃん見てる人は誰もいなかった」春季キャンプでの裏話に驚きの声<<
堀は初の最優秀中継ぎ投手賞となる42ホールドポイントをマーク。セットアッパーとして任された今シーズンの起用に応えた。堀は「自分が中継ぎをやると決めてから一番取りたいタイトルだったので、本当にうれしく思うのと同時に運が良かったと自分では思っています。そして、起用してくれた首脳陣の皆さんや支えてくれたスタッフ、チームメートがいなければ、ここまでの数字は残せなかったと思うので感謝しかないです。今シーズンは投げていて深く考えることなく、すぐに切り替えて投げられるようになったことがこれまでとの違いだと思います。2年ぶりに50試合登板に到達できましたし、ここから50試合登板を重ねていきたい。今シーズンは良い結果を残せましたが、これで終わらないように来年、再来年と結果を残せるように頑張っていきたいです」と来シーズン以降も、継続して結果を出せるよう努力を積み重ねていくことを誓った。
また、千葉ロッテマリーンズとの最終戦で24個目の盗塁を決めて、最多盗塁者賞を獲得した西川は「今シーズンは、序盤から思うようにプレーできず、悔しい1年でしたが、最後にこうしてタイトルを獲得できたことはうれしく思います。プロ2年目から苦しい時も寄り添ってくれた栗山監督には感謝の気持ちでいっぱいです。いい時も悪い時も、僕を信じて起用してくれ、栗山監督のおかげで今の自分があると思っています。今年は節目の300盗塁を達成することができましたが、24個という数字自体に満足はしていません。来年以降、この悔しさを糧に、さらに盗塁数を伸ばしていけるように頑張ります」と今シーズン限りで10年間に渡る監督生活にピリオドを打った栗山英樹監督へ感謝の言葉を忘れなかったのが印象的だ。チームは新庄剛志新監督を迎えるが、西川の去就も気になるところだ。
なお、パ・リーグの最多盗塁者賞は、千葉ロッテの荻野貴司、和田康士朗、埼玉西武の源田壮亮と、西川含め4選手が並ぶという異例の結果となっている。
(どら増田 / 写真・及川恒平)