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『おかえりモネ』に「やりがい搾取では?」の指摘 主人公のボランティア活動に疑問の声

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清原果耶

 NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の第100回が1日に放送された。

 第100回は、高橋(山口紗弥加)ら地元商店街の店主と子どもたちが週末開催されるお祭りの告知をラジオで行う。その後、百音(清原果耶)天気の予測をしていると、お祭り当日は強い風が吹くことが分かり、百音は商店街店主たちに「お祭りは中止にした方がいい」と訴え――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 >>『おかえりモネ』、主人公の母に「過保護すぎ」「大人なんだからほっとけ」けんかの仲裁が物議<<

 ほかにも、アワビ漁解禁日の予測がしたいと漁協組合長に掛け合ったりなど、気象予報士としてのスキルをフルに使い、地元に貢献しようとしている百音。しかし、視聴者からはその行動に対し、疑問の声が集まっているという。

 「現在、百音はもともと勤めていた気象予報会社から、2年で結果を出すことを条件に基本給だけ出してもらい、地元で気象予報士の派遣事業を開拓している状態。そんな中で見つけた気象予報のラジオの天気予報の仕事ですが、天気予報を流すのは朝7時と夜5時と、拘束時間が最低半日はあるハードなもの。さらに市からは報酬は出ず、ボランティアになっています。また、アワビ漁解禁日予測にしてもお祭りの中止要請も、頼まれもしていない、百音の一方的な提案のため、もちろん無償での行動となっています」(ドラマライター)

 これに対し、ネット上からは「やりがい搾取では?」「今後どうやってこれを商売にしていくんだろう」「ビジネスにする気が感じられない」「今のボランティアのままだと有料化へのアプローチかなり厳しそう」「結局誰かが助けてくれるの待ってそうなんだよな…」といった声が集まっていた。

 「お金に関することについて、全く交渉する姿勢を見せないことから、視聴者の間で本当に結果を出すことができるのか、疑問の声が集まっているようです。天気予報はただでさえ、テレビやネットなどでタダで見ることができるもの。地元に特化した予報とは言え、外れる可能性があることは否定することができず、百音が自分の天気予報にどう付加価値をつけていくのか気になっている視聴者も多いようです」(同)

 果たして、百音はきちんと結果を出すことはできるのだろうか――。

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