第9話は、早梅(二階堂ふみ)は、成吾(岩田剛典)から菊乃(松井玲奈)の過去について聞く。その上で成吾から10年前と変わらぬ自分への気持ちを打ち明けられ――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
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第9話では、成吾が早梅に「俺はもう一度君と向き合いたい」と告白。これに対し、ストーリー終盤で早梅は成吾に「気持ちには応えられない」と告げるという展開に。早梅の壱成(眞栄田郷敦)への想いを察した成吾は「弟をよろしく」と潔く引き下がることとなった。
「兄の方は初恋の相手で年齢も合う完璧な男性、弟の方は年の差はあって第一印象は最悪だったものの、いつも近くにいて助けてくれる、そんな兄弟に想われるという恋愛ドラマとしては最高のシチュエーションだったはずの本作。おそらく、視聴者も成吾派と壱成派で分かれ、早梅がどちらを取るかで盛り上がると意図して制作されたのかもしれません。しかし、蓋を開けてみると、成吾は肝心なことは早梅には言わず、弟には冷たく、慰めのために菊乃と関係を持つ始末。ほとんどの視聴者が早梅が成吾を取るとは思っておらず、ネットからは『全然ハラハラしないな』『成吾の魅力なさすぎ!』『迷う余地なし』といった声が集まっていました」(ドラマライター)
恋愛ドラマに必須な、メインカップルのライバルとしては力不足だった成吾。しかし、逆に評価する声もあるという。
「第9話冒頭では、壱成に対し『ずっと弟みたいな感覚だった』と話していた早梅でしたが、成吾からの告白含め紆余曲折あり、自身の壱成への想いを認めることに。2人が両想いになる下地を与えてくれた成吾に対し、ネットから『当て馬としては最高』『危機感なくて、楽に壱成と早梅にキュンキュンできる』という声も寄せられていました」(同)
自身の気持ちを自覚した早梅。壱成にそれを告げることはできるのだろうか――。