第4話は、旅館に芸能事務所社長の西園寺(かたせ梨乃)から宴会の予約が入る。西園寺は超VIPの常連客で、年に数回大宴会を開く。女性従業員は立ち入り禁止で、男性従業員が接客にあたるが、次々とメンタルをやられ退散。その状況を見かねた早梅(二階堂ふみ)は、覚悟を決め座敷に上がるが――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレ含む。
第4話では、VIP客・西園寺の言動に視聴者から呆れ声が集まっている。
「ストーリーの中で、西園寺の宴会は『S会』と呼ばれ、配膳担当の男性従業員が座敷に入ってまずトークさせられ、会話が弾まなかったら芸、ダメ出しを食らって追い出され、また他の男性従業員が料理の配膳のために座敷に入るというループだと紹介されていました。実際、西園寺は従業員に無理矢理芸をさせ、困惑するスタッフに『そんなにご迷惑なら、もうこの旅館利用するのをやめた方がいいかしらね』と脅す場面も。最終的に我慢ならなくなった早梅が中に配膳に向かうと、『私の宴会には男のスタッフ以外入れるなって言ってあるはずよ。それともあなた男なわけ?』と激怒する場面もあり、ネットからは『これ出禁でしょ』『有名旅館ってこんなことするの?』『こんな接客させる旅館が老舗って…』とドン引きの声が寄せられました」(ドラマライター)
その後、壱成(眞栄田郷敦)が早梅を助けようと座敷に入るも、逆に西園寺に暴言を吐く始末。しかし、洸也(金子ノブアキ)がフォローに入るとなぜか西園寺は一瞬で心変わりし、最終的には「今度からは、また昔みたいに一人で来ることにするわ。初心に返って」と改心した様子を見せましたが、突然の心変わりに視聴者は戸惑い。ネットからは「無理がある」「展開適当すぎる」「ついていけない」という声が集まっていました。
「実は西園寺、原作だと男性従業員のみに接客は求めておらず、旅館側が一方的に気を遣って女性従業員を出さなかっただけ。男性従業員の芸も『客を喜ばせることができていない』という理由でやらせていただけで、早梅にも畳の縁を踏んだことを叱るなど、真っ当な注意をしていました。そのため、洸也のプロフェッショナルな接客で改心したという自然な流れでしたが、ドラマ版では西園寺はただの傲慢なパワハラ社長に。接客を重んじている様子もなく、この残念な改変にネットからは『西園寺がただの悪いやつになってるの納得できない』『原作のままが良かった…』という不満も聞かれていました」(同)
ドラマでの不自然な改変が、困惑の声を集めてしまったようだ。