一部報道によれば、不仲説が浮上したのは90年代前半で、太田が連載していたコラムがキッカケだと言われている。そのコラムにて太田は、当時アディダスばかり着ていた松本に対し、「広告塔か! あの無神経さは信じられない」などと綴ったことで本人が大激怒。その後、松本側が爆笑問題の2人をフジテレビに呼び出し、土下座させたという。この噂のどこまでが真実かは不明だが、今回の番組で対面トークが実現したことで、雪解けの空気が漂うこととなった。
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そんな太田は最近も、ある売れっ子タレントにラジオで苦言を呈したことがある。
それは太田が、今年3月まで放送されていたバラエティ番組『伯山カレンの反省だ!!』(テレビ朝日系)の一部回を見た感想を語った時のこと。当時番組では、神田松之丞(現・神田伯山)の「伯山襲名披露パーティー」の模様を放送。その中で、参加者の松村邦洋がネタを披露する場面もあったのだが、VTRでは、彼がネタを誰にも見てもらえず、スベっているかのような部分を強調していたという。この編集に対し、太田は「我ながら芸人って面倒くせえなって思ったのはさ」と芸人の個人的な考えであることを前置きしつつ、「芸人がね、松村君がハズしただなんだって言ってんのはいいけど、それ見てさ、(スタジオでVTRを見ていた)なんとかカレンってのがさ、笑ってんのが不愉快でしょうがなくて。モデルのくせしやがって。お前に何がわかるんだ馬鹿野郎!って思ってさ」と、出演者の滝沢カレンのリアクションについて本音を明かしたのである。
また、太田は、このことで怒ってしまう自分を「厄介だな。芸人ってさ」と話しつつ、その後も「お前、じゃあ30分のネタさ、営業で地方回って何年かぐらいやってみろよ!」と滝沢に対する苦言がヒートアップ。そして、「カレンちゃん面白いからいいんだよ。だけど、『あ、ここでも笑っちゃうんだ、やっぱり』って思っちゃうわけ。『ガッカリだな』みたいなさ」と語ったほか、スタッフに対しても「(そう考えてしまうのは)まあ、俺の方が悪いと思うけど、芸人としてね、嫌なとこじゃん。でもなんか俺、(バラエティ番組の)『伯山カレン』、あれをやってるスタッフとは一緒に仕事できない。本気で考えちゃう」と発言している。
滝沢らへの怒りは、あくまでラジオ向けの冗談を交えた表現かと思われるが、太田の芸人をリスペクトする熱い思いは誰よりも強いようだ。