吉村は以前、『あちこちオードリー』にて「芸能界で天下を獲りたい」と語っていたが、昨今状況が変わってきているとのこと。その中でも特に大きかった出来事が、裏回しのMCとしてレギュラー出演していた嵐の冠番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の終了だったっという。同番組と言えば昨年末、嵐の活動休止に合わせて終了したが、吉村はグループの休止をテレビを通じて知ったそうで、その瞬間、「リモコン、マジで投げつけました! あと2年か3年もう待ってくれ!」とブチギレたのだとか。さらに、「これ(嵐の番組)担保に銀行からお金借りてたから!」とスタジオで嘆いたほか、「メンバーにも言ったんですよ! ホント俺が言う立場じゃないんですけども、なんとかなりませんか?って……」と嵐に番組の存続を頼み込んでいた裏側も明かした。
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そんな吉村と言えば、2010年から約3年間放送されていたバラエティ番組『ピカルの定理』(フジテレビ系)の裏で、共演者だったピース・綾部祐二にマジギレしたことがある。
昨年、YouTubeチャンネル『街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜』のインタビューで明かしたところによると、30歳くらいの頃は芸人としての仕事が全然なく、「これで一生終えるのか。でも辞める勇気もない」とかなり悩んでいたという。そんな矢先、『ピカル〜』のレギュラーという千載一遇のチャンスをつかんだ吉村。しかしある日、「俺、今でも覚えてますよ。(吉本の)本社の前歩いてて……」と共演者のピース綾部からかかってきた突然の電話に対し、激怒したと明かしている。
その電話の向こうで、綾部は「吉村、お前(ピカルのメンバーに)入ったんだな? いいか、余計なことするな。俺がリーダーだから俺の言う通りにしてくれ」と言ってきたそう。吉村によれば、綾部は昔からユニットコントをやる時なども、リーダーのような言動が度々あったとのこと。だが30歳でもう後がなく、『ピカル〜』で自分という存在を出さなければ終わると考えていた吉村は「今回はそこは譲れねえ!」とブチギレし、綾部の命令を突っぱねたそう。そのため、『ピカル〜』時代は綾部と不仲となり、「なんでこの人たち、こんなギスギスしてんだ、怖い、野蛮と(周りに)思われたと思いますよ」と語っている。
だが今では、「結果、(相方の)徳井(健太)と綾部のおかげかもしれないです。俺にスイッチ入れてくれたわけだから」「あの電話がなかったら俺、ここまで燃えてなかったですね」とピースのおかげで芸人として成長できたと語る吉村。また当時、険悪だった綾部とも、現在は関係も良好のようだ。