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中日、左足引きずり降板の祖父江に心配の声「重傷なんじゃないか」 与田監督は詳細語らず、このまま消息不明の可能性も?

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 1日に行われた中日対阪神の一戦。「1-2」で中日が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが中日のプロ8年目・34歳の祖父江大輔の途中降板だった。

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 アクシデントが起こったのは、「1-2」と中日1点ビハインドの8回裏1死一塁。この回から5番手としてマウンドに上がっていた祖父江は、打席のサンズにカウント「2-2」から投じた6球目のシュートをファールとされた後に左足を気にするような素振りを見せる。この様子を見た中日ベンチは阿波野秀幸一軍投手コーチがマウンドに向かい祖父江と言葉を交わしたが、投げられる状態ではないと判断されたのか、直後に与田剛監督もベンチを出て審判に祖父江の降板を告げた。

 6番手・岡田俊哉と交代となった祖父江は、無表情でうつむきながらマウンドを後に。試合後の報道では、与田監督が「明らかに動きがおかしかったので交代しました」と祖父江の降板理由を説明するも、詳細については「分かったら報告します」と話すにとどめたことが伝えられた。

 祖父江の途中降板を受け、ネット上には「え? ここまで普通に投げてたのに何があったんだ?」、「祖父江はチームでは結構投げてる方(42登板/チーム3位)だし、勤続疲労でも溜まってるんだろうか」、「その場で理由が分からないってちょっと怖いな、実は重傷なんじゃないか」と心配の声が寄せられている。

 一方、「詳細は判明次第すぐに公表してほしい、谷元みたいに音沙汰無しになるのは勘弁してほしい」、「祖父江のアクシデントで思い出したが、7月に緊急降板した谷元は今どうなってるんだ?」、「祖父江は谷元みたいな体調不良では無さそうだが、続報の有無を見てみないと判断できないな」と、同僚の谷元圭介を絡めたコメントも複数挙がった。

 「谷元は今季『32登板・1勝1敗14ホールド・防御率2.01』という数字を残しブルペンを支えていた投手ですが、7月10日・DeNA戦で7回表に2番手として登板した際、投球練習で1球投げた直後に突然降板。試合後の報道では球団側が『投球練習をしている際に(谷元から)急な体調不良の訴えがあったため降板しました』と降板理由を説明したことが伝えられましたが、翌11日の登録抹消から現在まで続報がなく二軍戦でも未登板の状態が続いているため、ファンの間では『続報が少しも無いっていうのは不自然すぎる』、『公にできないほど状態が思わしくないのか?』と心配の声が多数挙がっています。こうした状況からか、今回の祖父江についても状態次第では今後音沙汰がなくなる可能性もあるのではと心配を募らせているファンは少なくないようです。なお、球界では阪神・横田慎太郎が2017年2月の春季キャンプを原因不明の頭痛で離脱。その後続報がないまま半年が経過した同年9月になって、離脱後の精密検査で脳腫瘍と診断され闘病していたと球団が公表したケースがあります」(野球ライター)

 今季は1日終了時点で「42登板・1勝2敗13ホールド5セーブ・防御率2.68」と主に勝ちパターンを担っている祖父江。今後の続報には大きな注目が集まりそうだ。

文 / 柴田雅人

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