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東京都医師会のコラム、理容師に「素人でもできる不要不急の商売」 掲載された発言に批判相次ぐ

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画像はイメージです

 東京都医師会が発行している情報誌「都医ニュース」の令和3年8月号Vol.666に掲載されたコラムが、物議を醸している。

 問題となっているのは、コラムコーナー「ふれあいポスト」に掲載された、町田医師会の佐々木崇氏が執筆したコラム。元々は町田医師会報に掲載されたものだという。

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 佐々木氏はその中で、行きつけの理容院に行ったことを明かしつつ、「私は手術用手袋を装着するという重装備で椅子に座った。彼女(=店主)の方はマスクだけの軽装備。いつもと変わらず、新型コロナに向かう姿勢など微塵も感じられない」と指摘。その後もいつも通りの対応に、「新型コロナへの配慮など感じられない」と繰り返しつづっていた。

 また、店主が「今日のお客さんは、先生(=佐々木氏)だけです」と漏らしていたこともつづっていた佐々木氏。最後には「いつまで新型コロナ禍は続くのだろう。素人でもできる不要不急の商売は次々と潰れていく」と記していた。

 しかし、このコラムにネット上からは「何様なんだ?」「理容師だって国家資格だし素人じゃない」「これはただの中傷」といった批判の声が殺到することに。また、東京都の緊急事態宣言で美容室・理容室は「社会生活を維持する上で必要」とされて休業要請の対象とはならなかったことから、ネット上では「生活必需の専門職をよく見下せるな」「緊急事態宣言で休業要請にならなかった職種だぞ」という呆れ声も集まっていた。

 騒動後、「都医ニュース」はこのコラムを別のものに差し替え。しかし、差し替えたことや理由などはアナウンスしていない。

 特定の職種を見下しているとも取れてしまうこのコラム。掲載した東京都医師会にも多数の批判が集まっている。

記事内の引用について
「都医ニュース」令和3年8月号Vol.666より 
https://www.tokyo.med.or.jp/toi_news/24248

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