この日、人気占い師・木下レオン氏が岡山県在住の母子家庭の親子を占った。母は父と早くに離婚。母と娘で長年暮らしてきたというが、娘は母親から自立できず、結婚できずにいるという。
木下氏は、娘が幼い頃から仲の悪い両親の間を取り持つために苦労していたのではと指摘。娘は「結婚に夢はなかった」と漏らした。
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さらに母子と話を進めていくと、父親は「会社には勤務しているが家にお金を入れない」「理不尽に暴力を振るう」「ちゃぶ台や冷蔵庫をひっくり返す」といった暴力行為などを日常的に繰り返し、娘は泣いて叫んでいたことが分かった。
その後、両親は離婚。以来、娘と父親はほとんど会っていないという。
話を聞いた木下氏は「父親は本当は家族を愛していたのでは」と考え、娘が自立する方法として「お父さんに嫌だったことを全て打ち明けるべき」と提案。長年会っていない父親に今すぐ電話するよう勧めた。
父親は電話にすぐに出たのだが、かつて家族に暴力を振るっていたことをすっかり忘れており「そんなことした?」「覚えてないな~」と語っていた。
その日の電話は一旦終わった。娘は後日、再度父親に連絡。良好な関係になりつつあるそうで現在、娘は結婚に向け過去の自分を見つめ直そうと、父親と積極的に会っているという。
スタジオではレギュラーの水野美紀、みちょぱが「お父さん覚えてないの?」と疑問視。特にみちょぱはVTR中にずっといぶかしげな表情を浮かべ、「私は(このVTRに)納得できない」とバッサリ。一方で「過去の自分と見つめ合うため」という木下の言い分も十分理解できるとしながら「この家庭はいったん良かった。でもみんなが一緒って思っちゃ……」と、DVの解決法は家庭によって違うと説いた。
みちょぱの「だめなものはだめ」という毅然とした態度に、ネットでは大反響。「みちょぱの感想は共感しかないな」「すごくモヤモヤする内容だったのでみちょぱに救われた」「最後のみちょぱと水野美紀のコメントが無かったら立ち直れなかった」という声が相次いだ。
また木下氏の「父親へ直接電話する」というアドバイスに関しては「トラウマを呼び覚まして逆効果なのでは?」「父親が再び凶暴性を出したらどうするんだ」「DV被害者にとって直接コンタクトを取るのはかなり辛い事では」といった指摘があった。非常に危険な荒療治と考える人が多かったようだ。