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速水は「おうち時間に髭スタイルにチャレンジしたで賞」を受賞し、壇上に上がったが、「僕はヒゲの印象やイメージはなかなかないと思うんですけど、まさかこんな賞をいただけるなんて」と照れ笑い。「今日、みなさん先輩方はヒゲが整っているのに僕だけツルツルで……」と話し、先輩俳優の小澤から「よく来れたね」とツッコミを受ける一幕も。
速水が受賞したのは、ステイホーム期間にインスタグラムに投稿した髭の写真が話題になったことが大きく影響しており、その速水の髭姿もこの日スクリーンで紹介された。速水は「10代の頃から髭に対する憧れが強くて、髭が生えない時からジェルを買って生えないかなって思ったりしていました。普段、オフの時は髭は必ず生やしています」と髭へのこだわりを持っているといい、「去年、おうち時間が増えたので、写真を撮ってインスタグラムに載せたら反響があって、意外と似合っているって。ちょっと嬉しくて、そこから髭に対する自信がついた」と嬉しそうに話す。
プライベートではカミソリにもこだわりがあるといい、「カミソリは二週に一回取り替える」と明かす。また、「僕の思う印象として、髭は男の象徴、シンボルじゃないかなと思います。男のファッションでもある。洋服と合わせて髭の形を変えるのもいいと思います。ちょうど作品の撮影中で、なかなか髭を生やすのは難しいけど、終わったらまた生やしたい」と今後、髭のビジュアルにも意欲を見せていた。
髭男爵・山田ルイ53世は速水と違い、そもそも髭のイメージが強い。自身の受賞に「嬉しいですね」と頰を緩ませつつ、「髭は顔の額縁のようなものだと思います。顔が絵なら髭は額縁。髭を生やすことでその人の人間的な成長にもつながる。髭があることでちゃんとしなあかんなと思ったりもする。そういう意味で、みなさんもそれぞれいい額縁を育ててください」と壇上からメッセージを送る。
城も「まさかわたしが。非常に嬉しく思います。髭にこだわりを持って一生生きていきたいと思います」と述べ、「1999年、スペインリーグに行った時にベビーフェイスだってバカにされて悔しくて。どうやって大人に見えるかと言われたら髭だって。それで伸ばしたけどあんまり生えなくて。叩いたり刺激して伸ばしていこうって頑張ったのを思い出します」と髭を生やし始めたきっかけを紹介。小澤も「髭は文化」と持論を展開。城からはその髭の似合いっぷりを絶賛されて笑顔を見せていた。
(取材・文:名鹿祥史)