「尖った発言で人を傷つけることも多かった粗品。そのたびに先輩芸人に諭され、少しずつ態度を改めてきました。彼としては“面白い”と思って発言したことが、実は世間のモラルに反する……ということが稀にあるんです。今回の件の後、大御所作家が注意のメールをすると、反省しているとの返信が来たそうですが、今回の事を忘れず、芸人として再び前を向いて頑張ってほしいですね」(芸能ライター)
>>霜降り粗品「はよ引退しはったらええのに」大先輩を批判? 単独ライブ直前の苦悩を吐露<<
彼の先輩への無礼エピソードは数多く存在している。ミキ・昴生に「俺の前を歩くなー!」と頭を叩いたり、粗品が楽屋で寝転んでいる際、先輩であるチョコレートプラネット・松尾駿が現れても、寝転んだまま少し頭を上げて挨拶するのみ……。また、様々な先輩におちょくるような行動をしていた際、彼の先輩であるGAG・坂本純一にも同様の事をしていると、「お前、人を選んでいるやろ」と注意され、やめたという。
そんな彼の失礼行動は大御所にも向けられている。賞レースの打ち上げでのこと。その日、めざしていた賞が獲れず、悔しさのあまり、挨拶をする海原やすよ・ともこを睨むような態度になっていた粗品。彼としては、なぜ敗者が勝者を囲まなければならないのかという気持ちだったそうだが、その胸中を知らないやすよは激怒。以後、共演がなかったものの、粗品の思いを知って納得したという。
そのほか、番組で伝説の漫才師である内海桂子・好江の名前が出た際、「誰やそれ!」とツッコミ。彼が東京の芸能に疎いこともあるが、その発言はネットをざわつかせた。
「7月に放送された『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)に出演した際も話題になりましたね。劇場でスベっている時の大木こだま・ひびきや桂小枝のモノマネをし、番組MCの千鳥を困惑させました。熱海発言の前に収録したようですが、SNS上でも『面白がれる毒舌のラインを超えているのでかなり人を選ぶと思う』『こんなの全然面白くない。不愉快』『批判でしか笑いが取れなくなったのか?』と批判的な声がありました」(芸能ライター)
多方面から才能を認められている粗品。世間との波長を合わさない限り、批判は続きそうだ。