さて、今週は1000mの電撃戦「第11回習志野きらっとスプリント(SI)」が船橋競馬場でおこなわれる。SIだけに全国各地からスピード自慢が集結し、熱く激しい戦いが繰り広げられる。
本命に推すのは中央馬にも引けを取らないキャンドルグラス。昨年も当レースに出走したが、19年にテレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)で中央交流受賞を制覇したノブワイルドの前に2着に敗れた本馬。それでも3着馬には0秒3差を付けており、スプリント戦ということを考えれば決定的な差を付けている。その後4戦しているが、3走前のJBCスプリント(JpnI)では、コパノキッキングやジャスティン、サクセスエナジーなど、中央のダート短距離路線トップクラスの馬たちに先着する5着と、6歳にして本格化した印象だった。今年に入っても船橋記念(SIII)でメンバー中2位の上がりを使って、ゴール前できっちりと捕らえて優勝。前走の東京スプリント(JpnIII)では、好スタートから少し出していくいつもとは違う競馬をしながら、メンバー中最速タイの上がりを使って追い込み、勝ち馬から0秒1差の3着と好調を維持しているとくれば、地方馬だけの今回は負けられない。
相手本線は移籍後初戦を制し、上がり目がかなり見込めるコパノフィーリング。船橋へ移籍して初戦となった前走は、ダッシュ良く3番手の位置からメンバー中2位の上がりを使って復活の勝利を挙げた。それでも馬体重を戻しながらの調整だっただけに、次はさらに良くなりそうな馬体をしており、今回の上がり目はかなりのものが見込めるだろう。となれば、今回のメンバーに入っても十分上位争いになるだけのものを持っており、前走のメンバーで過小評価されるようなら馬券妙味もあり狙いたい。
▲はカプリフレイバー。
以下、アドバイザー、ジョーロノまで。
◎(10)キャンドルグラス
〇(3)コパノフィーリング
▲(8)カプリフレイバー ※出走取消
△(7)アドバイザー
△(5)ジョーロノ
買い目
【馬単】5点
(10)→(3)(5)(7)(8)
(3)→(10)
【3連複1頭軸流し】6点
(10)-(3)(5)(7)(8)
【3連単フォーメーション】12点
(10)→(3)(7)(8)→(3)(5)(7)(8)
(3)→(10)→(5)(7)(8)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。