志らくは、西村康稔経済再生担当大臣が、酒類提供を行う飲食店に金融機関からの働きかけを行ってもらおうと発言し問題とされた件についてコメント。志らくは「感情論というか感情が溢れ出たのかなと。これまでに対する不満。緊急事態宣言を出しても守ってくれないお店も多いし。とにかく言うことを聞かなかったら金融機関に言ってとものすごく感情で、見た感じは穏やかななんだけど、気持ちが盛り上がって言ったと思うんですよね」と発言の背景を推し量った。
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続けて、志らくは「気持ちはわからないではないんですよ。連日情報番組でそういう映像を見ていると、お酒を提供している店は本来は悪でもなんでもないのに、悪に見えてくるイヤらしさがあるじゃないですか」と話していた。
この志らくの発言にネットでは「志らくさんの言う事ちょっとわかる。実際は戦いが長引いてしまうと疲弊して、足の引っ張り合いというか、互いに八つ当たりをし出すようになってしまうのね」「まともな事をやっと言ってくれるコメンテーターの方がいらっしゃたので安心しました。マスコミは発言だけを取り上げて西村大臣を悪者にしているだけで、事の真相を深掘りしていない」といった共感の声が聞かれた。
その一方、「お店が悪く見えてきちゃってる?かな? 全然、そうは思わない。最初から、国民に『お願い』というスタンスで進めてきた政府の対応の結果が浮き彫りになってるだけでしょ」「やっぱり西村大臣の発言は絶対に許せないものだと思う」といった異論も聞かれ、賛否両論だった。
志らく自身、自他ともに認める感情的に話すタイプであり、西村氏の発言に一定の理解を示したのだろう。だが、感情的な発言は往々にして賛否両論を巻き起こしてしまうのも確かであり、今回もそうした反応が多く見られた格好となった。