男は自動車を運転中だった2日夜、福岡県福岡市の大正通りで道路交通法違反の疑いで警察官に止められると車を降り、指示に従う。ところが、突然男は車に乗り込み逃走を企てる。対応していた警察官が止めようとドアにしがみつくが、男はその状態で230メートル走ったうえ警察官を引きずり、その後顔などを殴り、警察官を振り落として逃走した。
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逃走後、男を特定し、公務執行妨害と殺人未遂罪の疑いで逮捕。取り調べに対し、男は「逃げてしまったが、殴ったり殺そうとはしていない」と容疑を否認している。
映画やテレビドラマのような事件に、「逃げることがまず異常だし、警察を振り落とそうと殴るのも信じられない」「そこまでして逃げたい理由は何だったのか。薬や反社会的な行動をしていたのではないか」「とにかく酷い。証拠を揃えて対応してほしい」と怒りの声が上がる。
また、「海外なら拳銃で撃たれてもおかしくない。ここまでされたら、日本でも拳銃を使って良いのでは」「福岡ということもあるが、日本人とは思えない凶暴性を持つ犯罪者が多い。警察も対策を考えるべきではないか」という指摘も。
一方で、「警察官の不祥事がこういう事件を招く」「警察のネズミ捕りのような卑怯な取り締まりは、違反者の神経を逆なでする」「対応の悪い警察官もいる。警察側も少し考えるべきだ」という声も上がっていた。