>>阪神・佐藤の5三振は「名誉ある記録」? 里崎氏が批判の声に反論、ライバル選手と比較するファンも<<
注目が集まったのは、両チーム無得点の2回表に展開されたトーク。マウンドではロッテのドラ4ルーキー・24歳の河村説人が投球を行っていたが、その最中に中継リポーターが放送席に「(河村の出身地の北海道)むかわ町はししゃもが名産のようでして、(ファンから)『ししゃもパワーで頑張れ!』というコメントももらっています」と報告。これを受けた吉田アナは「むかわ町のししゃもはおいしいんですよね」とコメントした。
すると、これを聞いた里崎氏は「そうなんですか?」と質問。吉田アナが「おいしいですよ? もう頭からパリパリって食べれますから」と答えると、「ししゃもはどんなにしても(どうやっても)頭から食べれますよね?」と笑いながら指摘した。
ただ、里崎氏はむかわ町のししゃもの味には興味津々なようで、直後に「食べたことないですね。誰か食べさせてほしいですね」とコメント。これを受けた吉田アナが「焼いてそのまま(食べられます)、日本酒にピッタリです」と日本酒と一緒に味わう食べ方を勧めると、「じゃあ待ってます。球場で(ししゃもが)出るのを」と、球場で食べる機会が来ることを期待した。
両名のトークを受け、ネット上には「2人とも野球そっちのけで熱く語ってて笑った」、「実況が解説にししゃもの美味さを教えるってどういう中継?(笑)」、「話が脱線してて面白いけどちゃんと仕事はして」、「気になって調べたらむかわ町のししゃもは最高級ブランドで希少品らしい、一体どんな味がするんだろうか」、「河村がこれから主力になったら、いずれは球場内で食べられる日が来るかも」といった反応が多数寄せられている。
「ZOZOマリンスタジアムでは、今季は井口資仁監督をはじめ総勢15名の選手・監督がプロデュースした食べ物や飲み物が販売中です(中村奨吾のメニューのみ販売休止中)。選手の故郷の味を取り入れたメニューもあるため、河村の今後の活躍次第では、ししゃもを使った食べ物がメニューに加わる可能性もあるかもしれません」(野球ライター)
「5回1失点・被安打2」と試合を作りプロ初白星をマークした試合後、「(むかわ)町のみなさんにも喜んでもらえたと思う」と語ったことが伝えられている河村。地元への思いを胸に、今後も好投を続けることはできるだろうか。
文 / 柴田雅人