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酒がテーマのドラマで主演 小出恵介、古巣の“恩情”のおかげで再起できた?

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 昨年8月に日本での活動再開を報告した俳優の小出恵介が、15日にスタートする動画配信サービス・ABEMAのオリジナルドラマ「酒癖50(フィフティ)」で、約4年ぶりのドラマ出演を果たし主演を務めることを、各メディアが報じた。

 記事によると、鈴木おさむ氏が脚本を手掛ける同ドラマ。お酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや愚かさ、現代社会の闇を描いており、小出は様々な裏の事情を抱える酒癖の悪い人々を、独自の方法で解決に導いていこうとする謎多き主人公・酒野聖を演じる。

 ドラマの内容については「大いなる運命に翻弄される企業で働く人々の弱さや醜さを描いたお話で、身につまされるようなドキっとするエピソードが満載です」と自虐的に紹介した。

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 小出といえば、17年に深夜に大阪市内のバーなどへ少女を連れ回したとして、大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検され不起訴処分になり、所属事務所・アミューズを退社。

 その後、米・ニューヨークに留学し演劇学校に通って1から演技を学び、その後、帰国して俳優活動を再開させていた。

 「事件のことがあり、CMスポンサーの関係で地上波への出演はまだまだ厳しいだろう。しかし、もともと、演技力が評価されていたこともあり、復帰作で主演に抜てきされたようだ」(テレビ局関係者)

 事件を受け、主演を務めていたNHKのドラマが放送直前にお蔵入りするなどしていたが、復帰できたのは古巣の〝恩情〟のおかげもあったようだ。

 「アミューズとの専属契約終了前、自身の個人事務所が東京地裁から特別清算の協定案認可を受けていたことが明らかになった。個人事務所の負債総額は5億3305万円で、債権者はアミューズ1社のみ。この金額は小出の不祥事による損害と見られ、特別清算によってほぼチャラになった。小出はそれなりに事務所に貢献していたので、肩代わりしてくれたのだろう」(芸能記者)

 今後は仕事で結果を残し、古巣へ恩返しすることになりそうだ。

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