当初は「お別れ会」の開催が検討されていた。しかし、依然として新型コロナウイルスが収束しないことなども踏まえ、協議の結果、「“お別れ”をする場ではなく、それぞれの心の中で生き続けている彼に、それぞれの場所から想(おも)いを寄せていただける場を作ることこそが、皆様のお気持ちに最もお応えできる方法なのではないか」という結論に至ったことを説明。
一周忌当日は、追悼サイト内に特別な場所を設け、ドラマ、映画、舞台、音楽と様々な作品に情熱を注いだ三浦さんの姿を感じることができる映像を配信。また、同サイトでは三浦さんへのメッセージを受け付けている。
>>三浦春馬さんの事務所が“声明文”を発表した理由<<
一周忌を前に、主演を務めた映画「天外者」が、7月7日午後7時に全国の映画館169館で一夜限りの「七夕特別上映」として流れ、ファンは生前最後の主演作で、三浦さんの雄姿を目に焼き付けた。
「どの作品でも存在感は抜群だったが、あとはレンタルDVDや動画サイトなどでしか出演・主演作を視聴することができなくなってしまった。とはいえ、お別れ会が未定な現状では、特に熱烈なファンたちはモヤモヤを抱えたままの状態では」(芸能記者)
そんなファンの不満が爆発してしまったというのが、6月28日に行われたアミューズの株主総会。
一部夕刊紙によると、冒頭、同社の幹部が三浦さんの死去について謝罪する文章を読み上げたのだとか。
株主からの質疑応答では、「事件当日の担当マネジャーの行動及び入室の違法性の是非」「救急隊の発表とアミューズの発表の齟齬(救急隊は応急手当てはしなかったと報告している)」といった質問が出たが、アミューズから回答はなかったというのだ。
このままだと、三浦さんの死の真相は謎だらけのまま時間だけが経過しそうだ。