2011年6月に結婚した当時、加藤が68歳、綾菜は23歳だった。芸能界でも群を抜いた年の差婚に世間のみならず、メディアからも注目が集まった。だが、世間が驚いたのは年の差以外にも理由があったのだが、そのひとつに加藤の過去の不倫騒動があった。
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1995年11月、ニッポン放送の局内で加藤が緊急会見を開いた。翌日発売の『FRIDAY』(講談社)に4年越しの不倫がスクープされるからだった。
「加藤は1987年10月、一目ぼれした18歳年下の女性と結婚。2男1女に恵まれましたが、加藤の派手な女性関係は相変わらずだったとか。遊びがお盛んな加藤でしたが、実は『FRIDAY』がスクープした女性とはこれで2度目の報道だったのです」(芸能ライター)
同誌は加藤が運転手付きのベンツに乗って、32歳年下でモデルの女性(当時20歳)のマンションに週3回ほど通い、密会する様子を取り上げた。同誌は1993年に加藤とこの女性が都内のホテルで密会している現場を報じていたのだ。当時、加藤は不倫を否定し、騒動はうやむやになったのだが、2度目の報道となり白旗を上げた。会見で加藤は、「すべての責任は僕にある」と不倫を認め、前妻にはすでに謝罪を済ませ、許しを得たとした。
だが、のちにとんでもない事実が浮上する。
「1度目の報道で女性は18歳。このとき交際は2年としていましたから、出会ったときは16歳ということになります。さらに1997年3月に『FRIDAY』はV6の森田剛が、この女性のマンションに連泊していたことをスクープ。改めて加藤との関係が取り沙汰されると同時に、女性の本命の彼氏が森田だったと大騒ぎに。そうとも知らない加藤は、女性の生活費から、豪遊するお金まで湯水のごとく貢いでいたという話。それだけではなく、加藤は連日連夜、東京・銀座のクラブで遊びほうけ、前妻に謝罪しながらも反省する様子はみじんもなかったとか」(前出・同)
だが、加藤は女性を断ち切ることができず1998年9月、同誌はまたしても加藤と女性をスクープしたのだ。
「ところが、今度の内容は以前とは違いました。森田と股にかけられていながらも、それでもお構いなしの加藤を女性が“ストーカー”に仕立て上げたといいます。結局、女性は加藤から逃れるためにマンションを引っ越し、その現場を『FRIDAY』が捉えたという流れ。これにて、ようやく加藤の目が覚め7年越しの不倫関係が幕を閉じたといいます」(前出・同)
2003年3月、還暦を迎えた加藤に前妻は三下り半を突きつけ、離婚。しかし、06年に加藤が大動脈解離の大手術を受けた際、看病したのが前妻だった。これに限らず、前妻は離婚後も加藤の身の回りの世話をしていたという。
こんな経緯が世に知られていたことから、加藤と綾菜の結婚には多くのバッシングが寄せられたのだろう。だが、現在は夫妻を応援するファンも増え、綾菜は冒頭のインスタグラムのメッセージに「おじいちゃんになっても可愛い ずっと一緒だよ」と加藤への愛をつづっている。“妻”に恵まれてきた加藤。いつまでも健康で長生きしてほしいものだ。