「彼は海外での生活が長かったせいか、男性には珍しくイチャイチャするのが好きな人で、人前でのキスも平気でするんですね。愛情表現であって私としても嬉しいことなので、普通に受け入れていました。それが少しエスカレートして、氷などを口移しされたこともあります。アメの時もありましたね。そこまでは平気だったんですが…」
口移しも愛情表現の一つとして捉えていたため、抵抗はなかったんだとか。しかし、それが度を越した行為に発展することになる。
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「彼と一緒に部屋にいて、いつものようにキスをしてこようとしたんですね。頬のあたりが膨らんでいたので、何か口移しをしようとしているのはすぐに分かりました。まあいいか…と、キスをしてそれを口で受け取ったんです。すると、いつもの氷やアメとは違った感覚がありました。そのまま歯で噛んでみると、バリバリと音がして、香ばしさが口に広がりました。
なんだろう…と思っていると、彼が笑いながら袋を差し出してきたんです。表面に、昆虫のイラストが描かれていました。私は、“ウゲ~ッ!”と口の中のモノを吐き出しました。友だちからお土産でもらったらしい、食用の昆虫を食べさせてきたんです。口に含んだ時の、あの異物感と乾いた食感は忘れられません。トラウマとなり、スナック菓子すらしばらく食べられませんでした」
軽く驚かす程度なら許されるが、トラウマを残してしまうほどだとやり過ぎだ。口元はデリケートな部分だけに、雑に扱うと災いにつながる。
写真・AJC1