若林史江は、かつては人に言われた言葉や言ってしまった言葉について、寝る前に反芻してしまい、眠れなくなってしまうほど敏感なタイプだったため、あえて鈍感になろうとする努力をしたという。
これに対し、マツコは「アタシはどんなに心が荒れてもいいから、すごい敏感でいた方が幸せな人なの。だから、それで穏やかに暮らせることで幸福を得られるかといったら、何かでも、やってみたいとわからないわよね」とコメント。
ただ、一般論としては「面白いかどうかで人生決めてる人は不幸かもしれないけど、敏感でいた方が幸せかもね。何かあったら方が面白いんだからさ」とも話していた。これには、ネット上で「どちらもほどほどにが理想かも」「鈍感になれたらラクになれそうな気はする」といった声が聞かれた。
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マツコは最近辿り着いた結論として、「平和なこと、幸せなことって何もないことに近いじゃん。いいことがいっぱい連続で起きるなんてことないじゃん。何もない日々が続くことが幸福なんだとすれば、アタシはけっこうきついなとか。苦しいなとなったとしても、何かあった方が面白いと思っちゃうんだよね」とあえて敏感に生きる道を選んだようだ。これには、ネット上で「これは深い発言だな」「すごい励まされる」「確かに何もしなさすぎる人生も相当寂しいよ。特に一度良い思いした経験のある人なら尚更」といった声が聞かれた。
マツコは一見すれば、バラエティ番組での毒舌など粗暴な振る舞いが見えるが、中身が繊細なのは周知の通り。今回の一連の発言も、マツコのそうしたメンタルの内面を窺い知ることができるものだったと言えるだろう。この日の別のテーマでは「アタシ、キモくない?」と自虐的な振り返りも見せていた。常に内面との対話を続けているのだろう。