サイトでは、山下の脱退と、今後、2人体制で活動を継続することを報告。山下の今後について、「表舞台に立つ芸能活動からは離れ、作曲や執筆などの創作活動をはじめとする新たな道に進み」とした。
脱退に至った経緯を、「かねてよりメンバー間において何度も話し合いが行われ、結成より22年の活動を経て互いの人生を考えた上で3人が下したものです」と説明。
今月10日と11日の横浜アリーナ公演が、3人のいきものがかりとして行う最後のライブになるという。
もともと、いきものがかりは高校の同級生だったリーダー・水野と山下で1999年に結成。のちに、2人の同級生の妹だった吉岡がボーカルとして加わり、男女3人組バンドとしての活動をスタート。
2010年上期のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌「ありがとう」が大ヒットし、08年から9年連続でNHK・紅白歌合戦に出場するなど、人気グループとして順調に活動していたのだが……。
「17年1月、突如『放牧宣言』と題して、グループとしての活動休止を発表したが、18年に活動を再開。さらに、昨年にそれまで所属していた事務所から独立し、新事務所を立ち上げ、3人での活動をスタートさせていたが、山下と2人の方向性がズレ始めていたようだ。3人のグループが1対2に割れるのはよくあることだが、もはや、水野と吉岡で活動が成り立つ状態」(音楽業界関係者)
>>事務所が報道を否定もまだまだ“余罪”がありそうないきものがかり・山下<<
そして、今回の脱退の背景には山下のスキャンダルがあったようだ。
「昨年1月、一部が山下が19年2月に20代の女性に性的暴行していたことを報じた。その記事によると、女性が19年6月に警察に被害届を提出するも、『時間が経ちすぎているため捜査は難しい』との対応で山下は難を逃れたというが、どうやら報道に対して水野と吉岡は激怒。一時期、山下の逮捕説まで流れてしまい、そこから2人との関係が悪化したと言われている」(芸能記者)
いずれにせよ、いきものがかりは“浄化”して再スタートを切ることになりそうだ。