この日は、スポーツライターの小林信也氏が登場。大会の組織委員会に問い合わせたところ、「PCR検査は期間中、選手や関係者、さらには取材をするメディアなどに毎日行う」とのことで、「6万人ぐらいの検査が必要」という回答が得られたと明かした。具体的には、選手村の中に検査センターを設置し、そこで実施されるという。また、検査は民間に委託し、一般の医療機関に迷惑をかけないような体制を整えていると述べた。
これを聞いた玉川氏は「1日6万人規模のPCR検査をしなきゃいけないということですよね?」と改めて踏まえた上で、「民間の検査でやりますというが、今、東京のクリニックや色々な医療機関の検査も民間に出している」と解説。
続けて、「今、東京は1万何千人、せいぜい2万人です」と1日の検査人数を告げつつ、「その3倍のキャパシティーを、オリンピックに割いて、本来の感染対策や、民間検査のキャパが圧迫されないのか?」と疑問を呈した。
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これを受けて、小林氏は「(五輪のPCR検査が)一般の方々に影響を与えないのかというのは、また調べたいと思います」と追加調査すると明言。だが、玉川氏は「いきなりオリンピックのために東京で1日6万人規模のPCRが導入できるんだったら、僕は今まで何だったんだ?と思いますけどね!それができるんだったら、とっくの昔にやってんだろうと」と呆れながら、五輪だけを“特例”とする姿勢に疑問を呈した。
また、玉川氏は「ちゃんと確かめないといけないですけど、医療のために使ってるキャパを取られるんじゃないかとすごく危惧します」、さらには「オリンピックに関して言うと、医師・看護師の部分も含めて感染を抑え込むという意味で、プラスの影響があるというのはないでしょ?」と主張。「延期ができるんだったら延期がいいと思う」と私見を述べていた。