さて、今週は「第66回大井記念(SI)」が大井競馬場でおこなわれる。
本命に推すのはタービランス。前走は約3年ぶりのマイル戦。スタートでやや出遅れたものの、押してカジノフォンテンをマークする2番手からの競馬。3コーナーあたりから仕掛け始め、先頭を追ったがなかなか差が詰まらず。直線では一度離されながらもしぶとく食らいついていくと、残り50mあたりから差を詰めてクビ差まで迫ったところがゴール。斤量差はあったもののJpnI勝ち馬のカジノフォンテンにクビ差まで迫ったのだから、本馬の状態も相当良いのだろう。マイル戦で3着馬には大差の着差を付けるのだから、如何に2頭の力が抜けていたかということ。さらに前々走の川崎記念(JpnI)では、交流重賞の勝ち馬ロードブレスやデルマルーヴルに先着する4着と好走しており、8歳にして今がピークではと思わせるこのところの成績。近走戦ってきた相手を考えると、今回のメンバーなら負けられない。
相手本線はミューチャリー。近6走は複勝圏内に入っていないが、それは6戦全てが中央馬との交流重賞だけに致し方なし。それでも昨年暮れの東京大賞典(GⅠ)では、メンバー中3位タイの上がりを使って、勝ち馬から0秒2差の5着と力を見せた。今回は東京大賞典と同じ大井の2000m外回りで、メンバーを考えれば上位争いは間違いないだろう。
▲には4連勝で重賞を制覇し、勢いに乗るフィアットルクス。
以下、ノーブルサターン、アングライフェンまで。
◎(3)タービランス
〇(10)ミューチャリー
▲(15)フィアットルクス
△(5)ノーブルサターン
△(16)アングライフェン
買い目
【馬単】2点
(3)→(10)(15)
【3連複2頭軸流し】3点
(3)(10)-(5)(15)(16)
【3連単フォーメーション】6点
(3)→(10)(15)→(5)(10)(15)(16)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。