記事によると、裁判官は判決理由で「妻と口論になった被告が立腹し暴行に及んだ」と述べたという。また、妻の顔を突く前に「ボコボコにするから」と告げたことに関し「恐怖心を抱かせる文言で、悪質だ」と指摘したという。
起訴状などによると、ボビー被告は昨年5月16日、さいたま市浦和区内の当時の自宅で、妻に「ボコボコにするから」と告げた上で左の頬を右手の指で突く暴行を加えたとされる。
昨年12月の初公判で神妙な表情で証言台の前に立ったボビー被告は、罪状認否で起訴内容に間違いがないか聞かれると「イエス」と答え、起訴内容を認めていた。
検察側は冒頭陳述で、ボビー被告と家族が当時の自宅の1階と2階で実質的に別々に生活し、会話もない状態だったと指摘。
家族が暮らしていた2階のガスをボビー被告が使えないようにしたことをめぐり、妻と口論になったことや、妻宛ての郵便物を勝手に開封したと追及され、「次は警察を呼ぶ」と言われたことに憤慨して暴行したと述べていた。
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「昨年の逮捕時はほかに大きなニュースもなく、名前が売れていたボビー被告だけに、逮捕した警察署には大勢の報道陣が集まっていた。しかし、夫婦ゲンカがおおごとになってしまっただけなので、裁判を取材したメディアは少なかった」(情報番組スタッフ)
かつては陽気なキャラでバラエティー番組で人気だったボビー被告だが、どうやら、今後の芸能活動復帰は難しいようだ。
「事件ですっかり“裏の顔”がバレてしまった。イメージは良くないし、もうテレビ番組からお呼びがかかることはないだろう」(芸能記者)
とはいえ、今後の夫婦関係が気になるところだ。