私が3年くらい前に付き合っていた恋人は、地域を守る消防団員でした。毎日トレーニングに励み、真面目ながらも明るい彼にアタックして付き合うことができたのですが、彼はなかなか多忙で、付き合ってからもしばらくエッチができない日々が続きました。
正直に言うと、私は少し欲求不満でしたが、付き合って二か月ほどが経ち、ようやく彼の家にお呼ばれされることに。その日は彼に料理を作ってあげたり、一緒にお風呂に入ったりして二人の時間を満喫しました。
お風呂から上がった彼は、日課のストレッチが終わると、「未央子にマッサージをしてほしい」と言い出しました。誰かにマッサージをしてあげたことなんてなかったのですが、大好きな彼からのお願いという事もあってチャレンジしてみることに。彼にうつ伏せになってもらってマッサージを始めると、くすぐったいのかモゾモゾと体をよじり、時々感じたような声を出していました。
少しは気持ちよくなってくれたかなと思い、彼に仰向けになってもらおうとすると、彼が穿いていたパンツがべっとりと濡れていました。どうやら、今のマッサージで発射してしまった様子…。しかも、彼はそれで満足してしまったのか、下着を替えるとそのまま眠ってしまいました。
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数日後、再び彼の家に泊まることになった私は、前回の反省を元に早めに彼をベッドに誘うことに。でも、彼はあまり乗り気ではなかったらしく、愛撫の途中で「マッサージしてもらった方が早く出せるから、また背中揉んでもらえる?」と言い出しました。仕方がないと思いつつもまたマッサージをしてあげると、再度彼だけが発射し、私はそのまま放置…結局彼とは一回もエッチできずにそれっきり連絡を取るのを止めてしまいました。
そういう嗜好の人だったのかもしれないけど、一人よがり過ぎやしないかとたまに思い出しては腹立たしくなってしまいます。
取材・文 篠塚まちね